正直、ネット小説は流れに上手く乗れた者が勝つと考えていました。
〈スライム倒して三百年〉という小説の後書きを読んでみると作者もタイトルで成功したみたいなことを言ってましたし。
タイトルで勝負が決まるんだなと思うようになってから数年。
最近のネット小説は自分が知っていた頃とは比較にならないくらいレベルが高くなっていました。
特に文章力の進歩が著しいです。
文章力だけならフェイトゼロ並みの作品がたくさんあります。
そんな猛者たちと競い合うようなバイタリティは自分にはありません。
その猛者たちでさえ新人賞を取れないのだから自分にはなす術がないです。
特に自分は一次選考を通過した評価シートで文章力の低さを指摘されています。
有名な小説の模写をしてみてはどうかとも書かれていました。
はっきり言って、ダメ押しです。
改めて、小説家になる厳しさを思い知らされた今日この頃です。