馬鹿は馬鹿なりに、本を読んだりするわけです。
(読むと言ってもたんなる時間つぶしや現実逃避では意味が無い)
まあ、読まない馬鹿よりは遥かにマシ。
ユーラシア大陸の、中央部はまあ遊牧民たちの王国であったとして。
両端は農耕して定住する、封土・領土を持った「国」「国家」が陣取り。
農耕民族の中でも、フィクションや物語でテンション上がる連中が
「歴史」という物語を繕って紡いで切り貼りしてきたんだろうなと
勝手に同族意識というか同病相憐れむというか
「西のほうにもオタクは居たんだなあ」ってなってるのだった。
それにしても何をどうしたら、ドイツとフランスがEUで「呉越同舟」できるようになっているのか、未だに腑に落ちないのだった。
M元首相が「神の国」発言で諸外国に大顰蹙をかった理由は、フランス建国の辺りの歴史を概観するだけでかなり腑に落ちたワケです。ヨーロッパでは、国家や王権がアイデンテティの危機に陥っている時か、侵略を正当化するときに使うことが多いロジックなので。
フランスが、ジャンヌダルクとか、実態以上に英雄視して、祭り上げて(その後こき下ろす)みたいな、偶像化大好き民ってのはニホンに通じる気がします。ナポレオンとかドゴールとか。「夢見るシャンソン人形」(フランス・ギャル)の歌詞とか。
それにしても職場のマニュアルがせいぜい「本」の形態なのは、グーテンベルクな感じで、せめて部分的にでも画像か動画を使わないと。ルミエール兄弟~ダゲレオスコープ~ってなってる。