満50歳になったら、そろそろ帯状疱疹の対策をしたほうが良いかも知れない。
水疱瘡ウイルスが、身体の衰えとともに、過労の時などに、最後の悪あがきを試みるのである。
早期に治療出来れば良いが、現在では、後遺症(神経痛)に悩む方が大勢いらっしゃる。また、過去には、劇症化して死因になった方がいらっしゃったと聞く。
個人的には、かかりつけ医の先生の助言により、「水疱瘡のワクチン」を接種、約10年後にもう一度ブーストで再度接種すれば良い(まだ帯状疱疹ウイルスは評価が定まっていないため、50代で接種後、後期高齢になるまで受けなくて良いのか、やはり10年後ブーストが必要なのか不明なのだそう)とのことであった。
とりあえず、51歳の時に、水痘ワクチンを接種しておいた。紛らわしい発疹が出たときには、受診して塗り薬を貰った。今年の業務繁忙期にいよいよ出た時には、念の為出勤前に職場に一報の後、受診した。薬を貰いに行ったら「すぐ飲め今飲めお大事に」と重症化を覚悟したものであった。
今の所は、たいした後遺症は無いが、疲れが出ると身体表面に、静電気が走るようなピリピリした刺激痛が出たりはする。
というわけで、異世界から転生して宇宙からやってきたカッパ妖怪(52歳)でさえも帯状疱疹に罹患するので、人間50年、下天のうちに比べても対策しておいて損は無い。って信長公も云ってた(『信長公後記』民萌以書房・刊より)