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さりげなく大がかりな

邪神耳袋についての補足を。
新耳袋風にクトゥルフ神話を物語る、との体裁で、
民話伝承に溶け込んだ愛坐当主、いえアザトース神話を展開しておりました。
筆者の意図としてはSF的な展開を見越して書いているので、そろそろ物語を転調させてみようと今回のお話「さりげなく大がかりな」の運びとなりました。
百物語をするなら九九話が定番ですが、
なにせクトゥルフの神話生物たちは公式なTRPGルルブ「マレウス・モンストロルム」だけでも380種に及ぶのだから、全百話とは考えておりません。末永いお付き合い、よろしくお願いいたします。

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