「ちゅうやてをつなぐ。」で、私がどんなところに神経を遣ってるかの話。
ネタバレを気にするほどの内容ではないので、未読でも大丈夫です。
もちろん読んでいただければうれしいですけど。
https://kakuyomu.jp/works/1681733066148286730123話「祝福」。の後半部分。
いくつかあるクライマックスのひとつなわけですけど。
友人たちが集まって祝福する、この場面。
これ私、初稿から意識してて、改稿版はさらに気遣った文章にしてるんですけど、クラスメートが全員集まったとは書いてないです。
全員集まってないと思ってますし、そうであることを尊重したいと思ってます。
こういう場面で、みんなで一致団結して応援〜みたいなノリが合わない人、いると思うんですよね。
夜々子のようなタイプに自己投影する人がいたら、なおさら確率は上がるのかなと思います。
あとは急な状況ですから、来たくても来れなかった子もいるでしょうし。
そういう人がイヤな思いをしてほしくないなって思ってます。
団結力が高まっている描写は前々から入れてますし、多くの人に祝福されることが前半部分に対してのカウンターなので、来てない人のことをあまり触れるとシーンの焦点がぶれるので直接的には書いてないですけど、そういう考えで言葉を選んだりしてますよ、という話。
そして、同じく23話の前半部分。
ここちょっと、意見ほしいなってところがあって。
夜々子に対して「醜い肌」と発言した相手に対し、昼介が「言っていいことと悪いことがあるだろうがよ」と激昂するシーン。
ここ、言葉の選び方がこれでいいかなって、ちょっと悩んでます。
受け取り方によっては、肌のことを言及することそのものが言ってはいけないことみたいに取られないかなって。それはかえって傷つくんじゃないかなって。
全体を見れば、そのあとの昼介の発言で「愛されない」という言葉に怒っていて、印象を分散させてはいるんですが。
なんか、もっといい具合の言い回しがないかなって、思ってるんですよね。
正直細かいところなのだろうとは思いますし、こうやって取り沙汰すること事態が、かえってイヤな気分にさせるかもしれないんですけど。
こういう部分は気をつけたいなって、思ってます。