• 現代ファンタジー

左京と燕の補足話

こんにちは。
中秋の名月だったというのに、景色も見ないで自分はのんびりと家に籠っておりました。

(修正こそ、その都度行っていますが) 先日更新した話をもって、左京と燕のお話は一区切りになります。
種族違いや身分差や見た目…といった、表立った肩書きを越えて想い合う関係性というのは、この『稲荷さま滞在奇譚』において度々出てくる「問題」でもあり、「課題」でもあり、「当たり前」でもあります。
※神道や仏教といった宗教要素や、性別・多様性といった内容の話を書いてこそいますが、あくまでもフィクションのお話であり、現代ファンタジーです。現実世界の問題や課題といった政治的思想や訴え等は一切ありませんのでご安心を。


さて、左京と燕の話に戻りますが。
下賤な話で、「両想いなら、いっそのことちゅーくらいしちゃえよ!」などと野次を飛ばしたくなることも書いていて何度かありましたが(笑)。
左京の性格を考えれば、抱き締めることが彼なりの勇気を振り絞った結果かなと。
二人はこの先、直接会うことこそありません。―――が、うん十年前の「ロミジュリのような関係」とは違い、「離れていても隣に居るような関係」へと変わったのです。そういう愛の形もあっていいんじゃないかと。


次回からは、相棒である右京の話になります。
またキャラ設定を近況にも載せようと思っていますが、何処まで書いていいやら。
もう少し書き溜めもしたい所。

気長にお待ちくださいませ。
ではまた!

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