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【完結記念あとがたり】『パーティから追放された最弱女子高生、ユニークスキル『睡眠学習』 で寝てる間に最強になる』

はじめましての方ははじめまして。
そうでない方(いるのか?)はこんばんは。 草鳥と申します。

このたび私は『パーティから追放された最弱女子高生、ユニークスキル『睡眠学習』 で寝てる間に最強になる』を完結させました。やったー。タイトルなげー。

というわけで今回は珍しく近況ノートという場で珍しく筆をとった次第です。
筆をとったってなんか作家っぽいこと言うの恥ずかしいですね。私はただのオタクなので……。

今回の近況ノートの内容としては、本作を書く際に思ったことが主になります。
どちらかというとネガティブ寄りの話が多くなるかも?
それでもいいという方はこのままご覧になってください。

さて、本作は完全に思い付きで書き始めたものになっています。
自分だけの夢の世界でめっちゃ強くなるみたいなのいいじゃん、とかそういう浅いアイデアだったことを覚えています。
そこからざっくり設定を考えて、プロットを組んで、みたいな感じで書き始めました。

掛け値なしに思い付きと勢いだけで書いた作品が本作です。最初の夢魔を倒すまでの展開はだいたい決めてたんですけど(というかそこで完結でもよかった)、そこから先はほぼ100アドリブです。その場のノリで出したキャラが九割ですし。
なのでストーリーや設定に関してはこれ以上ないほど行き当たりばったりです。 叩けば叩くほどホコリが出てくると思います。

でも、本作は私が書いた小説の中で一番読まれて一番評価をいただいた作品です。
もしよければ私のプロフィールから作品一覧を見てみてください。☆も♡もフォロワ一数も、文字通り桁が違います。
ジャンル別の日間・週間ランキングにも安定して乗り続けていました。

これだけ読まれたことを、私は自分の実力だとは一切思っていません。 100%タイトルの力です。
何が言いたいかというと、「読まれるためにはわかりやすいタイトルが一番大事だ」という、そこら中で百億回くらい言われてそうなありきたりなことです。

追放とか、ユニークスキルとか、最強とか、わかりやすいですよね。
わかりやすさは大事です。なによりも。

ただ、設定先行で始めて勢いで書いていたので、正直な内心としては「この作品の何が面白いのかわからんな……」 という気持ちでした。
自分でもつかみきれないまま始めた弊害です。
というか自分の作品の客観視が出来ないんですよね。私ってなにを書いてるんですか?

キャラがいいとか、ストーリーがいいとか、関係性がいいとか、戦闘がいいとか……適当にそれっぽい要素を挙げてみるものの、どれに関しても首を捻ってしまう次第。
ずっと自信が持てないままの連載でした。

もし本作を読んでくださった方がいたら教えてほしいです。この小説、どういうところが面白かったですか?
いや、やっぱりナシで。褒め待ちみたいで恥ずかしいし「なにも面白くなかったけど惰性で読んでたよ!」みたいなこと言われたら泣くので・・・・・・(でも実際これが一番多そう)。
いや、どういう理由でも読んでくれたらうれしいですけどね。これは本当に。

さて、先述した通り本作はたくさん読んでいただいた作品なわけですが、結論としては良かったことより悪かった方が多かったような気がします。
ここからネガ発言が多くなるので興味のない方は飛ばすかプラバしてください。

まず良かったことですが、『たくさん読んでいただけたこと』それ自体です。反応が貰えるというのは、それだけで書いた意義があったような気になれるので。

小説投稿サイトにおいて評価というのは、マイクラでいうダイヤくらいには貴重です (珍しいけど出るときは出る)。でも読んでくださる人数……母数が多ければ比例して評価を貰える頻度も増えます。

とはいえ書籍化できるほど人気なわけではないんですけどね……。ランキング上位の作品とかすごいですよね。雲の上。

反面、多くの人に読まれるということは良くない反応も増えてきます。
というか、そっちの方が多いです。

まあその、内容がガバガバな点について批判が来るのは仕方ないなと思いますし、撮げ足を取られるのも納得はできるんです。好みじゃないからダメ、みたいなのはどうかと思いますけど。

ただ揚げてない足を取るようなコメントや、執拗に粗探しをしてくる方なんかもいて、それにはちょっと辟易してしまいました。
それが本当に粗なら良いんですけど、ちょっと読んだら意図がわかるようなことを粗だと勘違いしまくっている、みたいな方もいて……。

「あなたこの単語の使い方間違ってますよ!」みたいなコメントをもらって調べたら、いや合ってるやないかい、みたいなことも多くて。
贅沢な話かな。

でも、読まれやすくすることに振り切ると、内容は置いておくとしてもこれくらいまでは伸びるんだなとわかったのは貴重な経験でした。
同時に、私は好きなものを好きなように書く方が好きかもな、とも思いました。
たとえ読まれなくても。

この辺りは人それぞれですね。
いろいろ加味して考えると、それっぽいタイトルと設定で目を引いて、その中に自分の書きたい要素を混ぜ込んで提供するのが一番いいバランスなんだと思います。

まあ「最強になる」とかいうタイトルにしたせいで主人公が最強(審議)になるまで完結させられなくなっちゃったので、その辺は考えて書いた方がいいかもですね!
あと考えなしに書いちゃったので微妙に回収できてない伏線もあるしね!(本筋に関係ないとはいえ)
力不足でございます……。

さて、話したいことはだいたい済みました。
思ったことをそのまま書いたのでまとまらない感じになっちゃってごめんなさい。

次の連載はなに書こうかな……二個くらい候補があるんですけど、どっちから手を付けたものか悩ましい。
二作並行というのはさすがにキツそうです。働きながら毎日投稿してただけでヒイヒイ言ってたというのに。

さて、これ以上長々と続けるのもアレなのでこの辺りで締めにしたいと思います。 ここまで読んでくれた方……いるのかな……ありがとうございました!

もし良ければ次書く予定のガチ姉妹百合 or カードバトル(?)VRMMOでお会いしましょう!
方向性が違いすぎるだろ。

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