「あなたの知っているトトロはせいぜい2割」の中の最後、「生きてますか?」にも書いたのですが、一度小説を書こうと思ったら、その瞬間からその人はクリエイターなのです。書くのをやめたとき、それはクリエイターとしての死なのです。
なので、自己満足でいいからとにかく書き続けろー! と自分を鼓舞するのですが、どうしても自分が書こうとするものってどうしてもどちらかというとシリアス系になってしまうんですよね(笑)自分も他の人の作品を初めてみたときに、面白いほうがとっつきやすい気がします。
「バカを夢見た男達」も「もし○○が総理大臣だったら」みたいな「もしも」シリーズですが、これがもしコメディタッチだったらもっと読者が増えたかもな、なんて勝手に思ってるのですが、思いっきりシリアスタッチです。色々工夫は入れているのですが……。
しかし、どんなタッチであれ、面白いものは面白い。やはり読者を惹きつけるにはもっと努力が必要なのでしょうか、ということを日々考えさせられます。