拙作『サービスマン、願いを叶える』が【第31回電撃小説大賞】の一次選考を通過いたしました。
……とても嬉しい。
実は私、公募の類で一次選考を通過したのは、これが初めてでございます。
思えば小説という創作物を書き始めてから、かれこれもう10年以上経っています。ですが、ずっと落選ばかりでした。電撃大賞だけでも何回挑戦したかな?
当時、ふと『一次選考は誰でも通れる』みたいなコメントをネットで見つけて『私、何回も落選してるんですけど……』と落ち込んだりもしました。
一次選考にさえ通らないというのは、私の書く小説は『そもそも物語の形をしていなんじゃないか?』とさえ思いもしました。
自分の欠点を探るために、選評がいただける公募に送ったとしても、返ってきたのは『うちのレーベルの作品を読んでないでしょう?』『ファンタジーの世界観に自転車が出てくるのはおかしい』などと言われ……
これはもう、自分には自分以外の読者から『面白い』と思われる小説を書くのは無理だと諦めてしまい、長いこと公募には挑戦しておりませんでした。
それが今年初めての選考通過ということになり、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。なにせ一定の評価がいただけたということですからね。私の書く物語は間違いじゃなかった!
ふふふふ……笑いが、笑みが止まらない。
ここに改めまして、読んでいただけた読者の方には感謝を申し上げたいと思います。
今年の【電撃大賞】は、カクヨム内である程度の☆評価等を持っていないと一次選考にエントリーすらできない仕様でした。ですので、皆様のお力がなければ、今回の結果はありません。
この経験を糧にして、もっともっと面白い創作を生み出せるよう、頑張りたいと思います。
本当にありがとうございました!
ご褒美にアイスを買いに行こう!