『楽楽記』第二稿をやっつけで提出した後、1週間ほど山や町をぶらぶらしてきました。
写真は『立山』。長野県側の扇沢駅からケーブルカーやトロリーバスを乗り継ぎ室堂まで行き、そこから片道2時間程で立山雄山の山頂に至ります。標高3003メートル。とても登りやすいのに雄大な景観を満喫できちゃう、お得なコースでした!(山頂付近では雷鳥にも出会えましたよ!)
当日は台風接近中で天候が危ぶまれたのですが、雲の中にも太陽が見え、無事登ることができました。立山は、富士山と白山に並ぶ日本三大霊山の一つとかで、山頂の小さなお社には神主さんがいらしてお祓いをしてくれます。
お祓いの最後、登頂を祝して皆で万歳三唱をするのですが、これがまた不思議。濃い雲に包まれていた山頂が、万歳三唱で呼ばれた風に洗い流され、みるみる晴れていくじゃありませんか。白霞の中から遥かなる山々が次々と姿を現していくその景観は、怖いくらいに美しく…
もちろん偶然の産物なのですが、山と比してもあまりに小さき人間には、その効果は絶大でしたよ〜!