言わずもがなの主人公です。
元はお蔵入りになった別作品の主人公でした。そちらは高校軽音部もので、担当はキーボードの予定でした。
名前の由来は戦国武将・小早川秀秋で、ヒロイン達に振り回される役柄を投影していました。
その後、気分が乗らずお蔵入りになり、本作執筆にあたり主人公の名前が思い浮かばず拝借したのでした。
役割はやや変わりネーミングとマッチングしないと思いましたが、気に入っていたのでそのままゴーしました。
ですがその後読者様から「(秀秋は)裏切者なのに裏切られてるところが秀逸」とコメントをいただき、初めて気づきました(笑)
金吾は基本的には受動的スタンスで、誰かに引っ張られる存在です。ですが自分の気持ちには愚直なまでにまっすぐで時に突拍子もない行動を起こします。虎穴に入っては虎子を得たり、虎に噛まれたりするイメージです。
過去は信彦が、これからは空李が掲げる旗の下、基本的には指示を受けつつ、時には自ら考えて行動する主人公です。
第2章ではバンド経験者として新しいバンドにどのように貢献できるか、見守ってあげてください。