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450年前の縁

今日は、とある契約書を待っているところでして、外出から帰宅したら、郵便受けにレターパックが入っていたのですね。
私は、てっきりその契約書かと思って、いそいそと開けたのですが、違いました。

昨年、とある戦国武将を調べていて、古地図を見ていたら、城下の屋敷に、見覚えのある名前がありました。
450年前の実家でした。(だいぶ語弊のある書き方)

先祖がとある大名に仕えていたのは知っていたのですが、「話盛ってるんじゃない?」って半信半疑だったんですね(ごめんなさい、ご先祖様っ!)

そこで、さっそく、その地図を公開しているとある地域の歴史研究会に、「うちの先祖の実家があるんですが、詳しくプリーズ!」ってメールしましたら、あれよあれよと、先祖の450年前の同僚(上司?)のご子孫につながりまして、ネットに公開されていた地図の真相や、あちらではどのような研究が進んでいるかなど、ご教授頂きまして、私も、実家の古文書で気になるのがあったので、お返しに写真を送ったりしたのですね。

その結果を、またご丁寧に贈ってくださいました。

いやぁ、ネット時代ってすごいですね……

うちの実家は、犬を飼っちゃいけないのですが、どうも犬頭神社を信仰していたらしいことが分かり、そのせいか?なども分かったりと、面白がっています。

でもさ、こういったことができるのも、今の時代が最後かもしれない。
うちの実家も、絶えそうだし、墓じまいが進んだり、田舎から人がいなくなって、今どんどん歴史や記憶が消えていっている、生活様式も価値観も変わってる。
それが悪いっては思わないけれども、記録として残すべきものは残さなきゃなって思います。

小説を書いてて、いつも悩んでいるのは、その時代、その社会の倫理観や道徳観に沿った、キャラクターの感情や行動にしたい、という事です。
特に、和風ファンタジーを書くにあたっては、前作「荒魂~」では、実家の古文書に触れながら、江戸時代の人が、いったい何を大切にして、どんな情報こそ後世に残したかったのか、感じたことを、少しは生かせたかなって、思います。

余談ですが、四月からこちら、職場で休み時間のたびに文久年間頃に、先祖が和紙を張り合わせて風呂敷包みを作ってあったものを、ノリを少しずつ剥がして、ばらしていました。
つまりそれは、先祖が「残さなくていい」判定をした古文書です。
内容は、書状の書き損じや下書き、日記、献立の記録、中間のせがれリスト(三男まで)でした。

私的には、献立リストが一番楽しかった!
同僚の家の引っ越し祝いの御献立とか、律儀に記録していました。

引き出物 菓子 羊羹 は読めたぞ!

2件のコメント

  • そういう物が残っているのがすごいですね。和紙を貼り合わせた風呂敷包みも珍しくないですか。普通、布ではないのでしょうか。
    うちの両親の実家は両方とも近いうちに絶えてしまうか、既に絶えてしまって何も残っていません。でも残っていたとしても、代々田舎の農家だったから、たいしたものはなかったと思います。
  • 便宜的に風呂敷包みと表現しましたが、いらない紙を重ね合わせ貼り合わせて包み紙にしてあり、「◯◯(苗字)八」ってデカデカと書いてありました。
    その持ち主の通名が八郎ないし、八郎左衛門だったので、記名が必要な場所に持ち歩いていたのかもしれません。

    農家さんこそ、歴史が面白いんですよ!
    土地に長く根付いているからこそ、土地に根ざした文化や歴史を持っている。その土地の主役です!
    たぶん、当たり前だと思っている物事が、よそから見たら価値ある物事だったりすると思います!
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