こんにちは、霜月です。
先日最終回をアップした長編『男装麗人のお気に召すまま』を、最後の文章チェックを終えて無事、完結させることができました。
10万字規模の長編は、今作で6作目です。小説を書きはじめて2年で、ここまで来ました。数字にこだわるつもりはありませんが、感慨を覚えるのも事実です。なお、〇〇賞受賞!みたいな結果は出ていないので、2年前とあまり状況は変わっていませんが。
けれども、変化はゼロではありません。こんな自分の小説を、好きだと言ってくれる方ができたり、自主企画にて短編がノミネートされたり。
執筆スキルの向上や、創作との向き合い方の変化もありました。また、私的なことにはなりますが、創作以外の分野で自分の居場所を見つけることもできました。
世の中うまくいかないことだらけです。それでも、続けていれば必ず良いことがあります。私はこの2年あまり、挫折と孤独をこれでもかというほど味わいましたが、筆を折ることはできませんでした。それほどまでに小説を書くことが、自分の生きがいになっていたのです。
今作は、「夢を追うこと」をテーマに考案しました。過去に神童扱いされるも、やる気を失ってしまった主人公が、夢に向かって猪突猛進するヒロインに感化されるお話です。書いてる自分も感化されました。いや、感化されたくて書いてました。いつもエネルギーは自己供給。私は自律思考型AIです。AIならこの余計な感情を消してくれ……
とりあえず言えるのは、書きたいことは全部ブッ込みました。男装する彼女も、ネットオタクな彼女も、華麗な回し蹴りを決める彼女も、甲斐甲斐しく妹を世話する彼女も、主人公への好意が見え隠れする彼女も…って全部メインヒロインのことじゃねぇか!どんだけあの子のこと書きたかったんだよ⁉
とまぁ、そんな具合の作品です。電撃大賞、健闘を祈る。
2026.4.9 霜月校長