普段余り、作品語りはしないのですが、
英雄達のレクイエムという、くっそ長い私めの小説の中で、
第四部というのは、ファンタジー世界でありながら、
漸くエルフやらダークエルフ、ライカンスロープやら
デミヒューマンの、魔物などの存在がちらほら出てくるようになります。
その世界は、広大でありながら、人類にとっては
相当閉塞的な世界であり、人工的な壁の内側が、
唯一の生存世界となっております。
ファンタジーとしては、テクノロジーも含まれて下り、
ハイブリッドファンタジーであり、
ひょっとしたら、ダークファンタジーだったりするのかもしれません。
第4部 第10話 の最終セクションでは、
この世界の準主人公役であるストームが、
彼等の新世代の中で、初めて海というものを目にします。
ローズは、自分達の仲間を、この世界を守るための贄にしている事に、
可成り心を痛めています。何時も気丈に振る舞っている彼女ですが、
第1部から通して、その情愛は底なしで有り、誰よりも深く情熱的です。
この中でストームに対して、
「思い出を作ろう」
という最後のセリフは、底抜けに明るい彼女と
誰よりも寂しがり屋である彼女らしいセリフで、
自分の中でもジンワリと響いています。
ローズ達にとって当たり前だった海が、
彼等レイン・ストーム世代には、
果てしなく遠い場所でもあるのです。
そのギャップが上手く伝わればなぁと思います。
というわりには、海というシチュエーションは、
第一部の航海のワンシーン程度でしか書いてませんが……。
とまぁそんな一幕で締めくくっております。
何度か書いているのですが、
第4部は書きかけであり、現在進行しているE+を書き終え、
何か一つ別の作品を書き上げた後に、再開したいと思っております。
第5部 エデンの終末編
第6部 G・O・Dに関しては、
本当に書き切れるかは解っていませんが、
書き切ることが出来れば、誰がなんと言おうと
私にとっては、最高の終生になると思っております。
ぶっちゃけ此を書いてから死にたいw
といいつつ、カクヨムではあまり読まれておりませぬがw
そんなこたぁ関係無い!!