いそのたかみ

ただ楽しいだけではなく、大人には大人の囲碁を打つ理由がある、というのがひしひしと伝わってきて、囲碁のルールくらいしか分からないわたしでも楽しく読むことができました。 忘憂。いい言葉…続きを読む

佐々木譲の警察小説、「警官の血」や「廃墟に乞う」などを彷彿とさせる、正義のために生きた男のやるせないストーリー。本格派でピリっとしていて大好きです。 短編集とのことで、今後どのよう…続きを読む

面白さのエッセンスをぎゅっと詰め込んだマシンガンに蜂の巣にされてしまいました。SFっていいですね～。

昔読んでいた少女ホラーマンガのように強引な展開ですが、その力強さにページをめくる手が止まりませんでした。次回作も楽しみです。

何の非の打ち所もない少年の、一体どこに主人公が殺意を覚えているのかワクワクしながら読み進めました。急転直下のラストに感動。この切れ味をたくさんの人に味わってもらいたい作品でした。

穏やかな文体の中に三東四段の焦り、苦しみ、そして優しさが静かに流れていて、駒の音しか聞こえない中に数々の人間ドラマが繰り広げられる対局室のような雰囲気を感じました。 女子高生と一…続きを読む