伊澄すいです。
これを書いているということは「幸運少女と異能理論」が一区切りでまとまったということです。いやぁ疲れました。
といっても前回のノートで反省点が見えているのに直さないで書き切るということをしただけなのであまり嬉しいものではありません。それどころかちょっとやる気がなくなっていて投げやりな感じに終わっている気がします。これは反省点ですね。
執筆していた全体を通しての感想ですが、楽しかったです。これに尽きる気がします。自分の脳内にあった物語が形として出力されていくのはとても嬉しいものです。これは絵でも動画でも同じなのですが、文章となると出力できる情報量が桁違いに多く、これまでの制作物の中でもトップクラスの満足感を得ることができました。
また目標としていた10万文字を達成することができました。最終的には予想通り、12万文字弱で区切ることができました。つまりラノベ1冊分程度の文量を書くことは私にもできるという証明になったのです。文章は書けないと思っていた最初に比べるととても自信になりました。これからも頑張っていきたいものです。
ここからは反省です。
さきほど満足感を得られたと書きましたが、これは作っていることと完成させたということに対しての満足感であり、クオリティへの満足感ではありません。前述したように反省点が見えた状態で続きを書くのは心苦しいものでした。今回は自分にとって面白いものを書いたにすぎません。言ってしまえば自己満足のものでした。ここから他者から見ても面白いものを作る作業に入らねばなりません。
世界観、シナリオ、キャラクターをさらに精査しながら作り出し、メインである文章を面白くしていく必要があります。特に私は地の文を書くことが苦手だと思い知りましたのでそこを重点的に鍛える必要があるでしょう。
地の文は動画における演出表現に近いものだと感じています。普段動画編集をしている私は演出表現によってメインの素材を輝かせるという作業を行なっています。それを文章でしなければならないのです。私は演出表現をいろんな映像作品を見て学んでいます。そしてそれを自分の作品に落とし込んで自分のものとしています。おそらく地の文も同じことをしなければ身につかないものなのでしょう。たくさんの作品を読んで地の文の作り方を覚え、それを参考に自分で書いてみる作業が必要だと感じました。
考えた設定やシナリオからすると「幸運少女と異能理論」はまだまだ続けられます。しかしより面白く書く為にもここで一旦更新を止め、修行をしようと思います。これからは練習のために単発のシナリオを書くと思います。もちろんそれもしっかりと考えて面白く仕上げるつもりです。ただしメイン目的は地の文の強化ですのでそこに気合を入れていこうと思います。
これからも投稿は続けていくつもりですので、見かけた際にはぜひ読んでいただければと思います。
それではまたお会いしましょう。