ますは結論を知りたい人のために最初に書くが、これは結論っぽい何かであって結論ではない。
あと、全話投稿し終えたら、せっかくだし他のタイトル候補も見せようと思ってるので、そっちも見てくれると嬉しい。
⚪︎結論もどき
・台詞型タイトルは頭に残りやすい等意外とメリットが多いが、注意点もある
・作品独自の固有名詞がある場合は積極採用
・内容の要約が簡素で独自性のあるものならそのまま採用が無難
⚪︎タイトルどうしようか問題
こいつは答えのない難題。
まず自分が考えたのは時代遅れのシワシワなタイトルをつけないようにしようということだ。
そのため、売れている、具体的には100万部以上売れているコンテンツタイトルの中から聞いたことがあるタイトルをピックアップして、書籍とwebに分類し、それを年代別に分けた。
前提として「自分が書いているものはライトノベルであること」はブレてはいけないところだと思っているので、ライトノベルに限定した話であることは重々承知のほどおなしゃす。
あと、検索していて思ったのが、どの作品もタイトル名で検索すると必ず一番上にその作品が来ること。皆考えられたタイトルなんだと思い知らされました。
さて、無職の余りある時間というアドバンテージを最大限利用して、調べてきましたよ。
お前の意見なんかどうでもいい、調べた年表だけ見せろ方は、一番下までスクロールしてね。
これから執筆される方の参考に少しでもなればと思い書き残します。
⚪︎台詞型タイトル
覚えやすいと思った台詞型タイトル
・俺の妹がこんなに可愛いわけがない
・これはゾンビですか？
・パパのいうことを聞きなさい！
・やはり俺の青春ラブコメは間違っている。
・俺を好きなのはお前だけかよ
・負けヒロインが多すぎる！
・この素晴らしい世界に祝福を！
・蜘蛛ですが、なにか？
・転生したらスライムだった件
・陰の実力者になりたくて！
・俺は全てを【パリイ】する
こういったキャッチーな若者向けの言葉が入っているのが、ラノベらしく親しみやすくて良い！シワシワ感ゼロ！
オリジナリティ感もあって、声に出したくなるような感じがなお良い！
長いけど台詞になっているから、一連の流れがあって覚えやすいし！（まあ短く訳されて呼ばれているものの多いが）
ただ、主語述語のような前後ブロックで一つづつの意味で、それが意味的につながっているものだと望ましいと思う。
あまり情報過多になりすぎると、説明っぽくなってしまい覚えづらくなってしまう気がする。
説明シーンが続くと眠くなってしまうのと同じように。
⚪︎固有名詞型タイトル
覚えやすい固有名詞が入ったもの
・涼宮ハルヒの憂鬱
・灼眼のシャナ
・とある魔術の禁書目録
・さくら荘のペットな彼女
・エロマンガ先生
・青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない
・86―エイティシックス―
こちらもオリジナリティ感が出て良い！その固有名詞を言えば伝わるから、訳し方に困らなくて良いね！
固有名詞自体に時代感とか無いから、時代遅れ感出なくて良き！
「さくら荘」と「青春ブタ野郎」という固有名詞を考えた鴨志田一先生は凄い！
俺妹とエロマンガ先生という非常に書店で手に取りづらいタイトルなのは親しみやすさを重視してのことだったのかもしれない。
長年の謎が解けた気がする。最新の著作「私の初恋は恥ずかしすぎて誰にも言えない」も同じ路線。
ラノベという戦場に対する伏見つかさ先生の理解度の深さに脱帽！
「とある魔術の禁書目録」は広い世界の無数にある物語の一つ感がタイトルから出ていて、個人的に好き。
⚪︎要約型タイトル
物語の要約で簡素で分かりやすいタイトル
・生徒会の一存
・はたらく魔王さま！
・幼女戦記
・無職転生
・Re:ゼロから始める異世界生活
・盾の勇者の成り上がり
・本好きの下剋上
・誰が勇者を殺したか
字数を削ってシンプルに！良いですね〜まさに作家の仕事ですね！
⚪︎飽和ワード
他のタイトルで使われすぎていて、このワードを使うと他と似たようなタイトルになってしまうので、避けた方がいいのではないだろうか？と愚考するもの。
・異世界
・転生
・最強
・無双
・貴族
・王子
・魔術
・職
限られた字数に入れるにはもったいし、ここら辺はわざわざ言わなくても暗黙の了解の中に入る可能性がある。
もちろん使うべきだと自分が思ったのなら、確実に使うべき。
⚪︎カクヨムのタイトル表示文字数
調べたから書いたけど、正直ここら辺は気にしてもしょうがない部分だと思うので、スルー推奨。
・ノートPC
ホーム画面 15文字（右のランキング欄 12文字）
ランキング画面 24文字
・iPhone XS
ブラウザ
ホーム画面 25文字
ランキング画面 22文字
アプリ
ホーム画面 20文字
ランキング部分 18文字
⚪︎売れ筋年表
書籍
1998年
・フルメタル・パニック！
2002年
・灼眼のシャナ
・伝説の勇者の伝説
2003年
・涼宮ハルヒの憂鬱
2004年
・とある魔術の禁書目録
・ゼロの使い魔
・デュラララ!!
2005年
・狼と香辛料
2006年
・化物語
・とらドラ！
・オオカミさんと七人の仲間たち
2007年
・バカとテストと召喚獣
・C3-シーキューブ-
・神様のメモ帳
2008年
・ハイスクールDxD
・生徒会の一存
・俺の妹がこんなに可愛いわけがない
・緋弾のアリア
・境界線上のホライゾン
・迷い猫オーバーラン！
2009年
・ソードアート・オンライン
・アクセル・ワールド（元：超絶加速バースト・リンカー）
・僕は友達が少ない
・これはゾンビですか？
・ロウきゅーぶ！
・IS＜インフィニット・ストラトス＞
・パパのいうことを聞きなさい！
・機巧少女は傷つかない
・電波女と青春男
2010年
・変態王子と笑わない猫。
・精霊使いの剣舞
・さくら荘のペットな彼女
・星刻の竜騎士
2011年
・やはり俺の青春ラブコメは間違っている。
・デート・ア・ライブ
・はたらく魔王さま！
・ストライク・ザ・ブラッド
・問題児たちが異世界から来るそうですよ？
・魔弾の王と戦姫
・俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる
・のうりん
2012年
・ノーゲーム・ノーライフ
・冴えない彼女の育てかた
・聖剣使いの禁呪詠唱
2013年
・エロマンガ先生
・落第騎士の英雄譚
2014年
・ロクでなし魔術講師と禁忌教典
・異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術
・青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない
2015年
・ようこそ実力至上主義の教室へ
・りゅうおうのおしごと！
・超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです！
2016年
・俺を好きなのはお前だけかよ
2017年
・たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語
・魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい？
・86―エイティシックス―
2021年
・負けヒロインが多すぎる！
web発
2006年
・GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり
2008年
・魔法科高校の劣等生
2010年
・オーバーロード
・ナイツ＆マジック
・ログ・ホライズン
2011年（スマホが普及し出す）
・薬屋のひとりごと
・幼女戦記
・ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
・異世界迷宮でハーレムを（元：異世界迷宮で奴隷ハーレムを）
・理想のヒモ生活
・さようなら竜生、こんにちは人生
2012年
・無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜
・Re:ゼロから始める異世界生活
・この素晴らしい世界に祝福を！
・盾の勇者の成り上がり
・異世界チート魔術師
・月が導く異世界道中
・Re：Monster
・異世界居酒屋「のぶ」
2013年
・本好きの下剋上～司書になるためには手段を選んでいられません～
・転生したらスライムだった件
・デスマーチからはじまる異世界狂想曲
・ありふれた職業で世界最強
・異世界はスマートフォンとともに。
・THE NEW GATE
・八男って、それはないでしょう！
・とあるおっさんのVRMMO活動記
2014年
・乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
・ゴブリンスレイヤー
・神達に拾われた男
・治癒魔法の間違った使い方 ～戦場を駆ける回復要員～
・くま クマ 熊 ベアー
・骸骨騎士様、只今異世界にお出掛け中
・精霊幻想記
・黒の召喚士（元：古今東西召喚士→黒の召喚士 〜戦闘狂の成り上がり〜）
・戦闘員、派遣します！
2015年
・蜘蛛ですが、なにか？
・賢者の孫
・転生したら剣でした
2016年
・とんでもスキルで異世界放浪メシ
・異世界のんびり農家
・転生貴族の異世界冒険録
・ひとりぼっちの異世界攻略（元：チートスキルは売り切れだった（仮題））
・スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました
・痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。
・Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ
・回復術士のやり直し〜即死魔法とスキルコピーの超越ヒール〜
・魔王様、リトライ！
・望まぬ不死の冒険者
・即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。
・異世界ゆるり紀行
・私、能力は平均値でって言ったよね！
・失格紋の最強賢者
2017年
・乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です
・転生賢者の異世界ライフ 〜第二の職業を得て、世界最強になりました〜
・異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する
・聖女の魔力は万能です
・ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで
・真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました
・ひげを剃る。そして女子高生を拾う。
・魔王学院の不適合者
・俺だけ入れる隠しダンジョン
・暴食のベルセルク〜俺だけレベルという概念を突破する〜
2018年
・陰の実力者になりたくて！
・魔導具師ダリヤはうつむかない
・ティアムーン帝国物語
・お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件
・歴史に残る悪女になるぞ
・世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する
・嘆きの亡霊は引退したい 〜最弱ハンターによる最強パーティ育成術〜
・最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。
・ゾット帝国騎士団カイトがゆく！～人を守る剣の受け継がれる思い～
2019年
・転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます
・転生貴族、鑑定スキルで成り上がる
・俺は全てを【パリイ】する～逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい～
・最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強クランを従える
2020年
・片田舎のおっさん、剣聖になる ～ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件～
・時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん
2023年
・誰が勇者を殺したか