入江　涼子

とある国の中流貴族として育った綾女。そんな彼女には婚約者がいた。碧瑠といい、綾女はそんな彼を恋い慕っていた。ところが他の男性－－翡翠と綾女は不貞を犯してしまう。そのおかげで懐妊し…

とある国の姫である桔梗。かつての許嫁である優雨霧を病で亡くしていた。 今年の春も優雨霧とよく来た桜の園を訪れていた。彼の弟の馨も一緒だ。 その日の夜に両親から驚くべき事を告げられ…

幽霊になった明里（あかり）。空中を浮かんで、彷徨っていた彼女を見つけたのは月のような白金の髪色の不思議な少年だった。 少年は名をライといった。 霊能力者だというライの家にて、明里…

甘い甘いお月様の光の下、出会う二人。 けど、朝になれば。別れてしまう短い逢瀬になる。 けど、女の方は忘れずにいた……。

とある国に巫女として神殿に仕える女性がいた。名をアリエノール。彼女はこの国の第一王子のアルバートと婚約していた。巫女としての任期が切れる2年前にアルバート王子が突然、神殿を訪問し…

医学的な話を中心に書きました。 合わないなと思ったら、回れ右でOKです。

時は奈良時代、彩良（さら)という少女がいた。 彼女は水神を祭るお社に仕えている。　 ある時に、お社がある山の麓の村にて飢饉が発生した。 原因は長引く冬の寒さだ。 それを水神に教え…

悪役令嬢に転生したはずの主人公のルイゼ。 彼女が前世の記憶を思い出したのは、4歳の時だった。 それから、破滅フラグを折るために努力を重ねてきた。 王立学園に入学した際に、ヒロイン…

またも、歌について書きました。 読んで頂けたらと思います。 ※カクヨム、エブリスタに掲載しています。

詩などを主に書いていきたいですね。 読んで頂けたらと思います。

十二歳の時に母を亡くした伯爵令嬢のヘレナ。 そんな彼女の父は母の喪が明けると同時に、義母となるコリーンを妻の座に据えた。最初は良かったが。 子を懐妊してから、コリーンは少しずつ豹…

フォルド王国のある公爵家にて、生まれ育ったイーリア。 王太子の婚約者たるシェリアとライバル関係にある。が、シェリアにはガン無視され、王太子からも認識されていない。 そんなイーリア…

女性もとい、絵梨花（えりか）はよく不思議な夢を見ていた。 とても綺麗な男性が絵梨花に呼びかけるという夢だ。男性を彼女は詳しく知らない。 ある日にも、男性が出てくる。絵梨花に彼はこ…

とある国にレイチェルは住んでいた。夫のジェインと二人で穏やかな毎日を送っている。そんなレイチェルは体調に変化をきたす。子供を身ごもっているとわかった彼女だったが？

クリスマスの日の夕暮れ時。優弥は彼女である小百合にプレゼントを贈ろうと考えて花屋にいた。 店員さんに今の時期に良い花はないかと訊いたら。一輪の鈴蘭を勧められる。それを花束にしても…

女性もとい、樋口美雨（ひぐちみう）は当年取って37歳になる。 彼氏はいたが、去年の冬に別れた。 それ以来、彼氏も作らずに独身で過ごす。心配した友人の睦月（むつき）から不思議なブレ…

とある国にイヴァンカという少女がいた。彼女は類い稀なる精霊術士としての強い力を幼い頃より持っていた。が、6歳の時に高位精霊術を無断で使おうとして失敗し、火の精霊王から戒めとして呪…

兵部卿宮の第一子で、友成の兄の宗明。数々の浮き名を流す彼もお年頃。今日も新しいお相手を探す中で、見つけた姫君とは…。

ある所に、雪華という娘がいた。雪華は中納言家の姫であったが、数年前に父を亡くしている。母とわずかに残った使用人達とで細々と暮らしていた。 そんなある日、雪華の元に見知らぬ殿方がや…

陰陽道や天文学について、書いてみました。 まあ、あまり難しい事は書いていませんが。 読んでいただけると有り難いです。

かつて白薔薇の王妃と呼ばれたブロンシュ妃。 彼女は敵国の王に半ば無理矢理に嫁がされた。 そんなブロンシュ妃は王との間に双子の王子をもうける。が、彼女は王子達を生んだ後、間もなく亡…

ローズガーデン、薔薇庭園。それを有していたロワール王国があった。そこには美しい白薔薇の姫がいた。 他国の王が姫に興味を持ち、妃に欲しがる。がロワールの王は断ってしまう。それに激怒…

とある街に光村 雄介は住んでいた。彼は陰陽師や巫女の家系でその子孫であった。 龍である嵐月と協力して悪霊と戦う毎日を送っている。そんな彼にある日、出逢いが訪れた。 はとこの怜とよ…

またも、歌について書きました。

秋の季節、楓姫はため息をつく。彼女の元にはたくさんの文（ふみ）が届いていた。 今日も母君が読むようにせっついてくる。楓姫は気乗りがしない。 そんな彼女に夜に一人の公達が訪ねてきた…

私もとい、空美(くみ)はある冬の日に一匹の猫と出会った。 猫にセレと名付け、大事に世話をする。が、セレは突然に姿を消した。 しばらく経って、かつてのセレだと名乗る若い男性が現れて…

関西弁で書いてみました。 大した内容は書いてないけど。 読んで頂けたらと思います(_ _)

ある国に非常に優れた青年がいた。名をシルヴェスターといったが。彼と幼い頃から、縁談が出ていた王女のフェリシティ。 縁談話に彼女は思い悩んでいた。シルヴェスターは好きだが、兄のよう…

タイトル通り、いろんな詩を詰め込んでみました。 読んで頂けたらと思います。

最近の歌は聞きづらい。 そんな思いから、書きました。

風花は今年で十九歳になっていた。 両親により、幼き頃から決められていた婚約者に淡い想いを彼女は抱いていたが。 婚約者は気づかないでいた。 風花は翌年の二十歳の冬に、彼の元へと嫁ぐ…

シャチについて書いてみました。 拙いかもしれませんが、読んでいただけると有り難いです。

夜ふかしする奴がまた、ここに一人……。 なんて事はない、ただの夜中にてのボヤキです（笑）

ある日に、海（かい）は女性と見まがう男性と出会う。 名前は陸(りく）。海は自身とは正反対のタイプの陸に惹かれていった。 が、陸は海でなくて女性を選んだ。 それを知った海が望んだの…

瑠璃の花と呼ばれた美しい令嬢がいた。が、彼女は生真面目で地味で男嫌いという性格をしていた。 そのせいで17歳になった現在も婚約者が決まっていなかった。リシェルといった彼女にある日…

ある日の夜に依里子は姉からもらったケーキを一人で食べていた。 翌日に、依里子は一人でケーキ屋に行く。お礼用に買うためだ。 姉の友奈宅に向かうと中に招き入れてくれた。 久しぶりに姉…

風がよく吹くアリーシェの街にイーシャは住んでいた。 毎日、母や妹達とせわしなくしながらも暮らしていた。 そんな彼女の前に美しい青年が現れる。 名前をアレクセイと言う。 アレクセイ…

代々、巫女の役目を受け継いできた水之江家。その家に生まれた怜(れい)は高校三年生だ。 とある日、祖母の命日だからと集まった親族たちの前で父から当代の水の巫女だと怜は告げられた。 …

俳句を詠んでみました。 ご覧頂けたらと思います。

イーラル伯爵令嬢でありながらも紅茶の専門家である銀茶師になりたいと夢見るエミリア。 かつて銀茶師であった祖母に憧れてその後を継ぎたいと願っていた。 が、両親は理解を示してはくれず…

男爵家に生まれたグレース。 そんな彼女にも、婚約者がいた。名前をマーロンという。 グレースはある日に両親に相談をした。 「どうやら、マーロンには他に好きな女性がいるらしい。婚約を…

詩を書いてみました。 読んで頂けたらと思います。

時は平安の中期。治部中丞こと大江敦衛(おおえのあつひら)はしがない中流貴族の出身だ。 それでも妻の温子や友人の直忠などに囲まれて穏やかな日々を送っていた。そんなある日、友人の直忠…

わたくしこと、ルエリアは王太子であるウェリス殿下に婚約破棄を夜会にて突きつけられていた。 殿下の隣には、小柄で可憐なリリア嬢がいる。それでも、ルエリアには理解ができずにいた。 何…

ある国に王がいた。彼には最愛の妃がいる。 その名を歌月(かげつ)といった。 かつていた正妃を無理に離縁してまで、手中にした歌月だが。 彼女には誰にも言えぬ秘密があった。 密かに王…

秋の空の下、友人の八恵(やえ）と2人で公園を蘭香は散策していた。 ふとした話から、八恵は「兄の友達でも紹介するから。彼氏を作ってみなよ」と蘭香に言った。 最初は難色を示すも、蘭香…

私が知っていることについて書いてみた。 読んで頂けたらと思う。

ある子爵家に生まれたサラ。 彼女は20歳になるが、未だに婚約者がいなかった。 それに気を揉んでいた両親や姉達だが。 ある日、2番目の姉であるコリーナの思いつきにより、彼女の友人で…

俺こと柊真（しゅうま）は幼い頃から霊感があった。 そのせいでろくなことを経験してきていない。 彼は今年で気がついたら、３６歳になっていた。 事故物件の安アパートで生活をしている。…