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歴史的な話2

こんにちは。
今日も、歴史的な話を書いてみます。
古代についてになりますかね。
奈良時代に歌の名手と言える女性がいました。
名前を額田王と言います。
彼女は姉に鏡王(かがみのおおきみ)という女性がいました。
額田王は和歌や長歌ではなかなかの才能の持ち主です。
ちなみに、かの大海人皇子、後の天武天皇の妃でもありました。
額田王は皇子との間に、十市皇女をもうけています。
ただ、額田王は生没年不詳と言われていますね。

かなり、波乱万丈な生涯を額田王は送りました。
十市皇女もいとこに当たる大友皇子と結婚しますが。
壬申の乱が起こった際、額田王が大海人皇子側になり、十市皇女は大友皇子側と敵対関係になってしまいました。
乱が終息した後、大友皇子は自害をします。
十市皇女は父親であった大海人皇子の元に戻ります。
彼女には一人息子もいました。
十市皇女は息子を抱えながら、しばらくは静かにひっそりと暮らします。
ですが、ある時に父親から伊勢神宮に参詣するように命じられました。
応じた彼女でしたが。
この伊勢神宮に参詣して数日後に十市皇女は亡くなりました。
表向きは病死にしてありますが。

実際は自害だったのではと言われています。
額田王も、娘が若くして亡くなったと聞いた際はかなりショックを受けただろうと思いますね。
額田王はその後、表舞台から退き、静かに暮らしたと言われています。

それでは失礼します。
↓奈良時代のイメージ画。

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