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「第一章完結前夜祭」という名の登場人物についての雑記③

こんばんは。
犬飼風です。

いつも「シニガミ・キリングフィールド」を読んでいただきありがとうございます。
おかげさまで明日第一章が完結します!
皆さまの日々のご応援のおかげだと思っております。

第一章が完結する記念も兼ねて「登場人物についての雑記」第三弾を公開したいと思います。
前回も描きましたが、まだまだまだ追いつくので是非ご一読ください!

どうしてもネタバレは回避しきれないので、中盤までの脇役キャラ中心に紹介していきたいと思います。
確か前回は十五話時点でのまとめだったのでそれ以降からですね。

紹介する順番は登場順とは限りません。

・アオイ
元魔術師の闇医者。
何かと死神に詳しい闇医者でしたが、その正体は死神の研究をしていた魔術師でした。

「神の世」から「人と魔の世」、「人の世」と世界が移り変わっていくにつれて竜や幻獣のような存在の多くが消えていきました。
それ故に竜狩りの死神のような強力な死神は次々と脱落していきます。

管理する側のヴァルキリーも、強力すぎる死神には早めに退場してもらった方がありがたいので(放置した結果ラグナロクのような連中が出てきましたが)特に救済はしませんでした。
なので現代の千年級は比較的狩りの条件の緩い死神が多いです。それでも強い死神もいるにはいるのですが。

前置きが長くなりましたが、アオイが「目ぼしい研究対象がいなくなった」と言うのはそういうことです。

個人的には「竜狩りの死神ジークフリート」とかやるとカッコいいなあとか思っていましたが、ヴァルキリーとの関係がややこしくなるのと「現代のどこに竜がいるんだよ」ということでボツに。

・ヘンゼルとグレーテル
“おとぎ話”の死神。
本当に嫌なク〇ガキを想定したキャラクター作りをしたつもりです。

権能については拡大解釈を重ねに重ねどうにか形にすることができました。
一矢とメイジーに簡単に倒されてしまいますが、仮面兵を利用して娘々を打ち倒すなど相性が合えば効果は絶大なはずです。

トゥルーデ殺害の件がなくても、ヴァルキリーに取引をもちかけたり作戦失敗の原因となった咎で裁判にかけられていたのではないでしょうか。

再登場は……なさそうですね。

・トゥルーデ
“おとぎ話”の死神。
マジで誰だよって思われた方もいると思うんですが、八話で名前だけ出てきてヘンゼルとグレーテルとの不仲だけ匂わせていたキャラクターです。

この「トゥルーデおばさん」という童話自体がすごいマイナーで普通に怖い話なんですが、残酷要素のあるグリム童話出典の本人も戦えそうな話ということで選出されました。選出されただけで終わってしまいましたが。

反省しています。

・オフィツィア
グリムゲルデ配下の死神。
生前にドイツの世界一の科学力で魔眼の改造人間になったという過去を持つ、実は設定がモリモリな人物。この辺りは本編で一切触れられていません。

人間には過ぎた力を持ったということで、魔眼が十全に力を発揮できるようになったところで死神に。大戦後の残党狩りも魔眼と死神の力で退けました。

名前はドイツ語で「将校」を意味する単語です。生前のコードネームのようなものだと思っていただければ。
史実や童話などのキャラが増えてきてFGO化しつつある状況でどうにかオリキャラを出せないかと思案した結果生まれたキャラクターです。

ラストはあっさりと。

・ライヒハート
グリムゲルデ配下の死神。
記録上史上最多の処刑に携わったという歴史上の人物がモデルです。三千人以上だとか。

元はただの人間なので死神としての権能以外は持ち合わせていませんが、史上最多の三千人以上を処刑したという逸話が人間特攻とでも言うべき権能に昇華しました。やっぱりFGOじゃないか。
能力、魔術問わず人間の作ったものであれば斬ることで破壊することができ、対異能者戦では重宝されました。

ラストはあっさりと。

・ロメロ
ラグナロク所属の死神。
この人物にもモデルがいて一度も重傷を負うこともなく、五千頭以上の牛を相手取ったという闘牛士です。
やたらと出てくる「闘牛士風の男」ですね。

なんでこの人物に活躍の場面を作れなかったかというと、「闘牛士の権能ってなんだよ」っていう部分に創作者の端くれとして答えを出せなかったということなんですよね。

現行の仮面ライダーである「仮面ライダーギーツ」の「闘牛ゲーム」でもほぼ闘牛要素がなかったことから、プロにも扱うことは難しい題材なのではないでしょうか(暴論)

駐車場で一働きした後、ろくにチーム「マキシマム」の護衛をしようとしないクリークの代わりに転移して頑張っていました。
ロスヴァイセの爆弾攻撃でクリークは本気を出して暴れ始めたので、娘々たちに合流後死亡。

こんな忙しく駆け回っていたのに大した描写もなく退場してしまいました。
筆者の力不足を感じますね。

・娘々
ラグナロク所属の死神。
道士としてラグナロクの計画も補佐しつつ、グリムゲルデを相手取って格闘戦をしかける武闘派でもあります。

道術を調べてもよくわからなかったので技はオリジナルです。
言い伝えにある部分で取り入れたのは精々呼吸法くらいでしょうか。

近接戦が映える感じのスラっとした美脚だと思っております。多分。

グリムゲルデ戦がピーク感は否めません。
特に最後の方は結構散々な扱いをされています。

話し方が少し面倒です。

今日のところはこんなところです。
読んでいただいた方的には「こんなやついたっけ……?」と感じた方もいらっしゃったと思います。

主要人物の裏話的な部分は一章が終わってからにしたいなあと思っていたり。
需要は……わかりません。

それでは今後ともよろしくお願いいたします。

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