「どの部分が該当するのか」簡単にご説明いたします。
●小説家や小説家志望が登場する物語が読みたい!
主人公イーノが、小説家志望です。
(彼の本格的な出番は、第21話「見ていた男」から。
その前に、第1話「薔薇の架け橋」のご一読をお勧めします)
ある意外な有名人が、偶然イーノの小説を読んだことが
異世界召喚のきっかけになったり(第22話「夢はただの夢じゃない」)
かなり先の展開ですが、新たに現れた敵側もイーノの小説を読んでいた
(第84話「札幌上空」)という仕掛けもあります。
また「作家エージェント」をネタにした、数少ない小説だと思います。
(第64話「それぞれの夢」)
●普通の魔法じゃない魔法設定を読みたい!
「勇者になりきれ!」世界の魔法設定としては
・紋章術(太陽光発電+電化製品に近い。環境依存・素質不要型)
・極光術(女神アウロラの加護。他者依存・人間関係型)
・夢魔法(イメージの具現化など。個人の経験に依存・自力型)
・ルーン魔法(実在のルーン占いがモデル。文字を媒介としたイメージの具現化)
・ダイモニオン(憑霊型シャーマニズム。他者依存・人間関係型)
などがあります。
魔法という「発電」を行うのに
風力・水力・太陽光・火力・地熱・波力・核分裂・核融合…
などなど、いろいろな発電方法があるイメージです。
●精神障害者の集い
作者も主人公も、ADHDの当事者です。
当事者ならではの苦労話を織り込んであります。
そして、挫折からの再起の物語。
なお、主人公イーノの本格的な出番は
第21話「見ていた男」からになります。
その前に、第1話「薔薇の架け橋」のご一読をお勧めします。