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とっくに恋をしていたのに気付かず、ずっと想ってくれた人は消えてしまった。いつも、いつも見ていてくれた彼は、もういない……。 タイトルの意味は、 感染してからある一定の期間は原因…

何気ない言葉が誰かの何かのスイッチになる。自ら犯した言動は、乱反射してどこへ向かうのか……。 水久里葵葉　（みくり　あおば）は、高二で初めて同じクラスになった檜垣冬亜（ひがき…

　白髪の少女ルチア。産まれてすぐに実の親に捨てられたが、平民の養父母に育てられて幸せに暮らしていた。 　十五歳になったある日。突然やってきた神官に「お告げがあった」と聖女として…

「お、前、いつから…？」 「最初からだよ。初めて見た時から俺はお前のことが好きだった」 　僕、アルデバラン・スタクにはどうしても敵わない男がいた。 　家柄も、センスも、才能も、…

何年も片思いしてきた幼馴染が、昨日可愛い女の子に告白されて、七夕の今日、多分、初デート中。 落ち込みながら空を見上げて、彦星と織姫をちょっと想像。 ……いいなあ、一年に一日でも…

――こんなにも好きになるのだろうか、あれほど憎んでいた相手を。 騎士団副団長であるアーフェンは、召喚された聖者の真柴に敵意を剥き出しにしていた。 『魔獣』と対抗する存在である聖…

三歳にして王子アルトルトは魔王討伐旅立った。 魔王ゼバスティアはその勇者の愛らしさと(じゃない！)勇敢さを讃え、来年のお誕生日パーティ(ちがう！)再戦を約束し、しっかりと、良い子…

（書籍化決定しました。詳細は決定次第お伝えします） 冴えないサラリーマンだった僕は、仕事に疲れての帰り道、やはり車に激突され異世界転生した。 ド田舎な農家の息子。 勇者でも賢者…

『氷の令嬢』と呼ばれる、水色の瞳と髪を持つ侯爵令嬢のユリアーネ。 舞踏会でピンクヘアの男爵令嬢パトリシアと腕を絡ませた婚約者の王太子アントン殿下に婚約破棄を言い渡されたショックか…

短編賞創作フェスのお題【危機一髪】で書いた短編です。二回目のお題もBLでいきます。 勇者と聖女として召喚された俺とユウコちゃん。死闘の末無事に魔王は倒したのに、なんだか守護騎士…

　体重三桁超えの俺、高城悠伍は転移した異世界でダイエットをすることとなる。 　その施設は、シスターの服装をした女の子がマンツーマンでダイエットのお世話をしているらしい。 　俺の担…

映画研究部に所属する、高校三年生の井出冬馬（いで　とうま）。 中学時代のトラウマと元来のビビリな性格が相まって、青い春を経験しないまま過ごしていた。だが、新一年生の春香が映研部に…

様々なタイプのBLな萌えを140字に詰め込みました。どれかを気に入っていただけると嬉しいです。 まだまだあるので、気長に追加します。