https://kakuyomu.jp/works/16817330649809938989空ヲ想フ人ノ詩
LYRIC&MUSIC:KOTOKO DOHASHI
震える脚と 込み上げる後悔
きっとこれから何度も 夢で見る光景(シーン)
嗚呼 あの場所に 自由なんて在ったのか?
二酸化炭素に噎(む)せ 軋(きし)む骨組み
何故 漕ぐのを 止めてしまったのだろう?
自ら手を離した希望
同じ憧れを抱き 空に挑んだ空想家(ア ビジョナリー)
誰よりも永く 風を支配する鼓動
築いた礎はとても頼りなくて 意味無きものへと変わり果てる
翼よ折れてくれ 風よ見放してくれ
力尽きてくれ 声援よ届かないでくれ
どうして僕は今 空を見上げているんだろう?
どうして僕は今 こんな気持で
絶望の果てに辿り着いた答え(アンサー)
敗けることの痛みと 戦う姿勢
このまま終わりなんて 出来る筈ないさ
I will get the highest freedom in the sky.
KOTOKO DOHASHI
土橋琴子と表記して、
土琴=ドキンちゃんと言う愛称で親しまれていたモブキャストの一人です。
君が代をエレクトリックギターでぐちゃぐちゃ弾きさせる演出が
作者の中で爆々に爆ぜて、
一気に一流アーティストっぽい表情を魅せるようになりました。
台詞の少ない物語への参加が多く、
人間の芯の部分はヴェールに包まれていますが
上記の歌詞「空ヲ想フ人ノ詩」は
鳥人間コンテストの悲哀を歌った内容ですが
いつからか令和の軍歌と呼ばれるようになりました。
拡大解釈して地球防衛軍歌、と言う立ち位置に留まらせています。
心許ない機体で飛行だなんて
軍にあってはならない整備不良。
この歌はどこまでも
鳥人間コンテストの脆さ儚さを背負って行って欲しいです。