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公式自主企画「百合小説」出しました

前クールの『スキップとローファー』があまりにも素晴らしかった市亀です、あの境地をずっと追いかけている……

表題通り、カクヨム公式自主企画「百合小説」に2作品を投稿しました。

①ライトノベル部門
私たちの百合は国防です! ~壊獣災害対策庁・魔法少女作戦群~
https://kakuyomu.jp/works/16817330658959157324

百合オタな怪獣を相手にビジネス百合をやる魔法少女ペアの話です。
百合で敵の戦意を削ぐ話をやりたいな~とは前から思っていたので、ここで実行です。ビジネス百合だからこそ本音の葛藤がある、という描き方は『私の百合はお仕事です!』を参考にしつつ。素直な子×ツンデレな子と見せかけて愛が重いのは……という。
そして、華やかなヒーローを演出する支援チームという構図も好きですね。ガワがプリキュアなんだけど中身がシン・ゴジラ、みたいなハイブリッドでした。○○作戦群、今後もどっかで出したいネーミング。


②百合文芸部門
王子様の夢を破り捨て、バイ菌女よ百合を征け
https://kakuyomu.jp/works/16817330659951267045

ブサイクだけどVtuberとしてはイケイケな志穂さんを主人公にして、昔仲良くしてくれた飯田くんへの憧れと、いま慕ってくれる真直ちゃんとのリスタートを描きました。

そう、Rainbow Noiseシリーズの飯田希和くんです。当然、柊さんは詩葉ちゃんです。『彼女と彼女、と彼の恋詩』でちらっと触れられた、彼らの中学時代の話でもあります。志穂から希詩がどう見えていたかを描く今作、希詩が高校以降どんな変化を辿ったかを知っている方は、味わい深くなるんじゃないでしょうか。

『カノ詩』『カレママ』が「どうしても男とは付き合えない」百合ヒロインの話だったので、志穂は意識して「男と付き合いたい気持ちだってあるけど!」という葛藤を強調しました。
この手の百合企画、男ゼロかクソ男のパターンが多いでしょうし。僕くらいは、こういうの書きたいんですよ。

いま隆盛を極めているVtuberですが、リアルでどんな容姿だったとしてもなりたい姿になれるツールとして非常に意義深いと思っているんですよね。アバターと中の人との表裏な関係も面白いですし、このカプは今後も書いていきたいです。


『私たちの百合~」は百合の「人に尊さを見せつける」側面に、
『王子様の夢を~』は百合の「誰にどう見られるかなんて関係ない」精神に、
それぞれフォーカスした2作品になりました。


さてさて、今後の予告です。
今月中に『最愛なる小説家への恋文』の連載を再開します。
https://kakuyomu.jp/works/16816452220906839907

休載から半年以上、そろそろお届けせねばというタイミング。5万文字くらいあるストックを順次公開しつつ、完結まで進めて参ります。

もう創作というより自分との戦いですね。構想まで含めたら8年くらい付き合ってきた物語、そのフィナーレに誰より自分が納得できるために、励んで参ります。


それでは皆様、暑さにお気をつけて!

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