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カクヨムコン『コヨハピ』公開!

新作の連載を開始しました。
『文芸部のコヨミちゃんの絶対ハピエン作戦~熱烈文学少女に改変される、僕の物語のバッドエンドについて~』
https://kakuyomu.jp/works/16818792440389665461

カクヨムコン11、ラブコメ・美少女部門に参加しております。
これから2ヶ月、毎日更新。お付き合いいただけますように。

【あらすじ紹介】
主人公は高3のカナデくん。インドアなオタク男子、頑張ってちょっと垢抜けつつはあります。高校生にしてはしっかり小説が書ける子。
ヒロインは文芸部新入生のコヨミちゃん。純真妹系な愛らしさ全開の、真面目で熱心な理想の後輩。けど時々だいぶ頑固。

文芸部の見学に来たコヨミちゃんは、そこでカナデくんの小説(バトル系の現代ファンタジー)に惚れ込みます。「先輩の小説格好いいな~この主人公大好きだな~」と読み耽るコヨミちゃんを待っていたのは、主人公死亡という壮絶なバッドエンド。

コヨミは激怒した、必ずやこの悲劇を覆さねばと決意した。
覆すためにも小説について学ばねばと、入部したコヨミちゃんはカナデくんに弟子入りします。

「先輩の小説が大好きです、たくさん教えてください!」

「なんであんなバッドエンドにしたんじゃ!! 全部吐け!!」
の両輪で突っ走る後輩ヒロイン、というのが出発点。
そこから他部員が絡んだり、色んなトピックを語り合ったりしつつ、カナデがバッドエンドを書いた理由へと迫っていくという展開。


【コンセプトについて】
いち亀が好きなものを思い切り書こう、に尽きます。
いち亀は純真で健気なヒロインが好きです、小さな体に大きな情熱を宿して邁進するヒロインが好きです。
理屈っぽい話にガッツリ食いついたり、小粋な教養ギャグを挟んだりして楽しませてくれる人が好きです(例:QK、ゆる言語)
小説に熱心な人たちの空間が好きです。書く、読む、語る、色んな角度で創作と向き合う熱量が好きです。

そうした愛情がみっちみちに詰まったお話です。基本は和やかに、ときに激しく、あるいは切実に、創作について語り合い続ける高校生たちの物語です。
カクヨムに暮らし続ける人たちには、誰かにどこかしらで共感してもらえるはず。

そして言葉による創作といえば小説だけじゃない、僕の音楽への愛情もあちこちに散りばめました。
例えばカナデたちは日本語ラップが好きで、小説に押韻を取り入れています。
また本日公開の1-1から1-3までのタイトルは、どれもBURNOUT SYNDROEMSの『文學少女』からのサンプリングだったりします。
他にもいっぱい、こうした小ネタも探してみてください。


【過去作との関係について】
ここからは過去の拙作を読んでくださった方への紹介です。
舞台はまたまた雪坂高校。時系列は『元カレのママと付き合う女』の1年後です。
義花・仁輔・ミユカの3人も在学中、そこかしこで登場します。
卒業した合唱部&演劇部メンバーもちょこっと参戦。すっかり大人になった彼らをお楽しみに。

そしてカナデくんの造形ですが、だいぶ飯田希和に近いです。血縁関係も直接の交流もないですが、8割くらい魂が同じ。
『Rainbow Noise』『最愛なる小説家への恋文』で描いた、出会いと別れと継承を踏まえて。
少年少女の恋を、作家と読者の交流を、もう一度描こう。そんなチャレンジでもあります。

今度は曇りなきハッピーエンドです。
どうか、見届けていただけますように。


それでは2ヶ月、よろしくお願いします。
頼んだぞコヨミちゃん!!!




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