『すずめの戸締まり』が心に響きまくっている市亀です、やはり新海さんは創作意欲を刺激してくれますね……
さて、もう半月ほどで始まる第8回のカクヨムコン。僕も昨年に引き続き、長編の新作を投稿します。恋愛部門の予定。
タイトルは『元カレのママと付き合う女の話』です、略して『カレママ』かな。
……書き間違いではありません、昔の彼氏のお母さんと恋人になる女性の話です。いつもの百合×男子ですが人妻まで絡んできました。
ということであらすじの紹介。
主人公は女子高生、九郷義花(くごう・よしか)ちゃん。物心つく前に母を亡くしているという悲しい過去はありますが、健やかに育って理屈っぽいオタクをやっています。癖の強いインテリ眼鏡ガール。
義花は同じマンションに住む男子の津嶋仁輔(つしま・じんすけ)と、幼い頃から交流があります。友達というよりもはや兄妹、けど付き合ってはいない。
そして仁輔の母である咲子(さきこ)さんのことを深く慕っています。母であり姉であり親友でもある、大好きな人。
そんな義花は高2の夏、とうとう仁輔に告白されます。
恋してる感覚はないけど、良い奴だしずっと仲良いし付き合うか~~と承諾。これでいずれは咲子さんとも義理の親子だね、二つの家族が一つになってめでたしめでたし……
……とはなりません。
色々あって義花は「あたし、咲子さんにガチ恋してるな?」と気づき始め。
さらに色々ありすぎて、咲子さんと恋人としてお付き合いすることになります。
ちなみに咲子さんには夫がいます、単身赴任中とはいえお元気です、ついでに義花パパの親友でもあります。やったね。
そんな感じで、九郷家&津嶋家の相関図は矢印がグチャグチャで、略奪愛ではあるのですが。
読み味は熱血、のつもりで書いています。恋にすれ違った男女が友情を取り戻す物語であり、格好いい大人たちに憧れた少年少女が将来を志す物語でもあり。
なんだかんだで市亀らしいな、と思っていただける一作だと思っております。
ちなみに過去作(RNシリーズ)とのリンクもあるので、そちらを読んでいただいた方はさらにお楽しみいただけるのでは。
現在は17万文字くらい、かなり終盤です。期間内の完結は確実とはいえ、ブラッシュアップにも手を抜きたくないところ……ポケモンに魂を抜かれるなよ僕……
書いているのは非常に楽しいです、皆さまも楽しんでいただければ嬉しいですね。
ということで来月の一日から公開、乞うご期待です!