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「さいぶみ」第1部終了、そして和枝(希和)を巡る恋路について

ドンブラザーズが面白すぎて震えている市亀でございます、脚本が巧すぎる……

連載中の長編『最愛なる小説家への恋文 -R_e: Last_ Love Letter-』(さいぶみ)ですが、昨日第4章を公開しました。
https://kakuyomu.jp/works/16816452220906839907
ここまでが第1部『My Hope Is Your Letter』です。紬実が学校に絶望して、紡という人格で和枝に出会い、彼への恋心に悩む……という状況のセットアップ。

『Rainbow Noise』で触れた通り、和枝=希和です。『彼女と彼女、と彼の恋詩』に登場したあの男子。
紡は、希和が別の女子(=詩葉)に向ける恋心を知るたびに、彼に惹かれていきます。つまり、紡自身の恋が叶うためには、希和の失恋が必要になる。しかし、好きな人の願いの成就を祈ることこそが正しいのでは……というジレンマも抱えることになる。
続く第2部では、この三角関係ジレンマにたっぷり悩むことになります。
『RN』『カノ詩』で描かれた希和の体験が和枝の小説に投影され、それを読んだ紡は和枝への想いを募らせる……という、メタな構造にもなっております。

じっくりじっくり続く話ですが、お楽しみいただければ幸いです。ではまた、続きは来週末に!

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