Rainbow Noise第5章の9話を更新しました。語られた通り、次回からはミュージカルの本番になります。HumaNoiseライブのように、視点を交替しながらシーンをつないでいく構成になる予定です。
ライブ編の執筆直後は「疲れた、もうこの形式はやらん!」と思い込んでいたはずが。改めて彼らのステージを考えていくと「演者だって交替しているんだし」「スイッチさせるしかなくない?」という判断に行きつきました。
ただ、書き始めた今になると、「やっぱりこれだな」という楽しさが再び湧いてきています。本筋にはあまり関わらない部員の内面は勿論、希和や詩葉への印象が違う視点からも語られていますし。数年かけてさらに愛情が膨らんできた部員たち、とことん描き抜いていこうと思います。
ミュージカルが終わればすぐにコンクールですし、希和たちが合唱部にいる時間も残り少なくなってきました。引退後や卒業シーズンには賑やかな送別イベントもあるのはずですが(みんな何やる?)、それにしても終盤戦です。
卒業までにこれだけ時間がかかるとは思っていませんでしたが、これだけ内容が膨らんだことは素直に嬉しいです。執筆コンセプトには色々な意見があると思いますが、(一番の読者である)自分がこれだけ楽しめていることは、始めた頃には想像もつかなかったので。
引き続き見守ってくださると幸いです。
そして5章を書きながら、卒業後のお話も徐々に固まってきています。ここまで来て投げ出すなよ、僕……!