なんとか第一部完結まで書き上げることができました。
お読みいただいた皆様、ありがとうございました!
もうあとは結果を待つのみです。中間結果を怯えて待ちますw
ちなみに「赤髪のウォルシンガム」は、私が昔見て感動した「エリザベス」という映画をモチーフに、プロットを書いています。
エリザベスが即位するところから、「処女王」としての決意を固めるところまでを描いた作品ですね。(気になる人は見てみてね!)
エリザベス朝をモチーフにしたこともあって、各人物にもモデルとなる歴史上の人物がいます。今日はそれについて少しお話を。
<メイ・ウォルシンガム>
本作の主人公メイのモデルはエリザベス一世の時代に実在したスパイマスター、フランシス・ウォルシンガム。自国内だけでなく、他国にも情報網を巡らせ、エリザベスの治世を助けた人物として知られています。
<イライジャ王>
そしてイライジャ王のモデルは言わずもがな、エリザベス一世。エリザベスの短縮形がイライザなので、それを男性名に変換してイライジャとしています。前王メアリー崩御のあと、ガタガタだった内政を立て直し、イングランドを黄金時代へと導いた女王として、皆様周知のことであるかと思います。
<ジェイコブ・マーロウ>
劇作家として出てくるジェイコブ・マーロウ。彼のモデルも実はいます。クリストファー・マーロウ。劇作家として名を残した人ですが、実はフランシス・ウォルシンガムの諜報部員の一人として活躍した人でもあります。実際に劇作家をしながらスパイ活動をした人がいたのです…!
<アルバート・ドレーク>
空賊アストラムの船長、ドレークのモデルは、ヘンリー・エヴリーという実在の海賊と、エリザベス朝で私掠船船長、および海軍提督としても活躍した海賊、フランシス・ドレークです。ファンタジーだし、ちょっとインパクトが欲しいなあ、と思って、海賊→空賊に設定を変更した経緯があります。どうしても飛空挺を飛ばしたかった。
モデルとした人物はいれど、史実に基づいた歴史物語ではなく、創作をふんだんに加えた英雄伝✖️恋愛ものとなってますので、まだ未読の方はぜひ読んでいただけたら幸いです。
本作は、コンテスト応募のため、第一部で一旦完結させていますが、ラストシーンは書き上がっているので、そこまで折りを見て更新したいと思っています。
引き続きどうぞよろしくお願いします^^