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『真面目』ほど嫌なものはない【閲覧注意】

 最近思うのですけれど。よくわたくしめのことを『真面目』と評してくださる方がいらっしゃいます。善意から発せられたお言葉ですから、有難くお受け取りすべきなのでしょう。

 が、ここ数年間、それが難しい時代に突入しています。皆様方がどうお考えかは存じませんが、僕にとっては▼

【真面目】
 自己犠牲。他人の顔色みてばっかり。かと思えば自分に『似非信念』なるものが現れて、『これこれはこうでなければならぬ』という思い込みが激しくなって自滅する。

 などというとんでもないものです。
 酷い言葉ですよ、『真面目』って。そりゃあ、他の方からご覧になれば、『まめに動いてくれる』とか『真剣に作業に取り組んでくれて助かる』ということになるのでしょう。

 が、それをやらざるを得ない、『真面目』を演出せざるを得ない精神的弱者の身にもなっていただきたい。
 一体僕が――自業自得であったとしても――どれほど『真面目』という足枷を引き摺らされてきたか。

 まあ、こんなことは下手に『岩井って真面目だなあ』などという暴論を発することのない、カクヨムの皆様方に対してこそお話できることなのですけれど。

「厄介なものだな、生きるというのは」by.ケネス・スレッグ@『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』

22件のコメント

  • 誰しも悩みってありますし、『本当の自分はこうじゃないのに』って思うことはあるでしょう。
    人間、どの途完璧な人なんて存在しない訳ですからね。
  • >冷門 風之助様

    コメントありがとうございます。

    >どの途完璧な人なんて存在しない

    そうですね……。その欠落部分を埋めるために、小説カクなんて始めたのかもしれません。そう思えば、紙メンタルであることにも一理あった、とも言えるかもしれませんが。
    ううむ、カクヨム内に黒歴史的なものは持ち込むまいと思いながら、他力本願でこんなことを書いてしまうという。

    お目汚し失礼致しました。
  • あー、とても分かります……。私はよく大人や初対面の人に言われるんですよ~。「真面目」って言葉苦手なんですよね。もっと言うと嫌いですが。
    私にとっては「型にはまったことしか出来ない、個性がない」といったイメージです(;´∀`)
  • >葉月林檎様

    コメントありがとうございます。

    僕の場合は、もう一歩『踏み込んだ』意味で『真面目』という言葉が嫌いになりました。
    葉月さんの言葉を拝借すると、『型にはまった』やつ、『個性がない』やつに面倒なことは任せちまえ、みたいな空気がありました(中学時代)。

    いじめに発展しなかったのは幸いかもしれませんが、それも『不幸中の幸い』というやつで、実際のところは結局ロクなもんじゃなかったな、というのが思うところであります。

    【現実<<<<越えられない壁<<<<カクヨム】

    的な(笑)

    現実的な社会での生存は困難なため、『どうせどっちも困難なんだからいいだろ』という浅はかな気持ちで商業作家を目指す所存です。
  •  近況ノートにそういうこと書いてしまう辺りが「真面目」って言われるんじゃないでしょうか(笑)

     意地悪なことを言いますと、他人の目を気にするのって真面目なのかな、という気がします。
     その時々で自分に必要なこと、自分が成し遂げたいこと、自分の生き方に沿うことを考えずに、他人から期待されて何かをするというのは、思考を他人に預けている状態とも言えるわけで、それって真面目な人間がとるべき行動なのかな、って。
     それって単に、従順だったり不器用だったりするだけじゃないでしょうかね。

     いや、もちろん、「『あなたは真面目だよね』と言って『真面目であれ』という倫理観を押し付けてくる人や、他人にレッテルを貼って面倒事を押し付けてくる人が嫌だ」って話のような気もしますけども。
     まあ、でも、他者(岩井さん)に対して真面目に向き合おうとしない人に対して「真面目」であろうとするのは、さっき言った他人に思考を預けている状態、あるいは自らの思考を止めている状態に近いでしょうから、「真面目」とは違うんじゃないかと僕なんかは思うんですね。
     あらゆる人に対して誠実であることと、怠惰な人間を調子に乗らせることは違うじゃないですか。
     いくら、人間社会の中で生きていくからには、自分の信念やエゴは押し込めて、面倒な人たちの言うことを聞かないといけないときもあると言っても、そのことで深く悩んであげたり、いいように振り回されてあげたりする必要はないはずですよ。
    「不真面目な人間たちが勝負をしかけてきた! 彼ら彼女らをどうにか誘導して協力させざるを得ない方向に持っていこう(あるいは、彼ら彼女らからのダメージを最小限に食い止めよう)」
     と思うくらいで丁度良いと思います。
     自分で自分の生き方を決めるとか、自分の信念を貫くとか、あるいはそういったことのためのエネルギーを温存するという意味では、そういうのも真面目な生き方になるんじゃないですかね。

     という感じで、「岩井さんって実はそんなに真面目じゃないんじゃないか」という感じで書いてみましたが、いかがでしたか。
     我ながら意地悪な屁理屈を言った気はするのですが、意味不明な文章で終わらず、物事を考える際の助けのひとつになってくれれば幸いです。
  • 岩井喬さま

    ごめんねv 薬飲んだので眠いです。わたくしが
    感じたのは『真面目』でなにか不利益をこうむったのかな、ということでした。
    変なヤツですが、これでも真面目なんです。
    真面目にやってるのに、人様におくれをとります。
    わざとじゃありません。
    もう、疲れてしまったので……。
    愚痴はおいておき。

    岩井さんは文脈から察するに『真面目』なのでしょうし、『真面目』と言われている。
    岩井さんはそこがいやなのですね?
    『』内の言葉がそれ以外だったら、何がいいでしょうか?
    『理知的』『理性的』『現実的』『地に足がついている』『石橋をたたいて渡(らない)る』『先見の明がある』『慧眼』『洞察力がある』『几帳面』『潔癖』『一途』『角も直角に曲がる』『慎重』『重厚』
    岩井さんが目にして、心躍るものがありましたでしょうか? なかったらごめんなさい。

    もう寝るるる……おやすみなさいですv





    10
    水木レナ
  • お久しぶりです。岩井さん。

    真面目と言われるのが嫌とのことで、すみません。以前に真面目と吐いてしまったので……苦しめてしまったようでしたら、本当にすみません。

    ■やはり『こうでなくてはならない・こうあるべき』と型にハメてるのが、岩井さんの欠点なのかなぁと。

    ■人間関係で言うなれば『約束ごとを裏切らない都合のいいやつ』に該当しがちなのかもしれません。それも信頼じゃなく、なめられてる……と、言葉の節々に感じました。
    それが嫌なら小心者な自分を徐々に改変していく、とかしか思いつきません。姿勢さえ見せれば、人って案外『変化しようとしているのかな』って察してくれるものです。

    ■何事も『人や世間への不満=自分の心に革命を起こすタイミング(見方を変えるだけでもいい)』と私は思っています。その点では岩井さんは詰めが甘いと思います。不満を不満、不安を不安のままってイメージです。漠然としているのなら、具体的にどう解決するのか粘る必要があると思います。

    ■『自分のために、自分の心を休めるための放棄ができない=真面目』って意味も当てはまるかと。それは苦しい……。

    ■私の思う凄い人:凄い人って真面目というより腰が軽い。知ることにそもそもが能動的で好奇心旺盛。
    『発見した・そうだな』と思い立ったら吉日と言わんばかりにまい進するし、日常や仕事で思考が忙しいからか、立ち止まることも少ない。だって忙しいから。忙しく出来る体力をつけるのは、本当にいいことだと思います。
    毎日をめまぐるしくして、疲れたら休んで。そういう素直さが必要かと。
    お金があるのであれば、資料は本+肌で感じる、をお勧めしたいです。
    インタビューや見学ってやつです。紙面で見るのと現地調達では、雲泥の差だと思うので。

    ■私が最近母に言われたのは、『自分を進化させる気がないなら悔しがる資格はない』というか、理由がないに等しいかな。
    私の場合も岩井さんの場合も『精神面・技術面』双方に言えると思うので、最後に書きました。
    とくに自分の欠けてる部分をそのまま放置してる印象強いので、その点では不真面目だと思います。お互いに。

    ではでは~何か発見があったり、自分を自由に出来るヒントになればと思います。
  • >あじさい様

    コメントありがとうございます。

    『真面目』なのか『不真面目な他者に流されているだけ』なのかというご高察、じっくり考えさせていただきました。
    思考を他人に預けている、というお言葉にはギクリ、とさせられます……。

    踊らされていたんじゃなくて、踊らされることを抵抗もなく受け入れてしまっていたのでは、と思うと情けない限りです。

    >そのことで深く悩んであげたり、いいように振り回されてあげたりする必要はないはず

    ああ、そのことにもっと(十数年レベルで)早く気づいていればなあと思います。黒歴史をまだまだ減らせたであろうものを……。

    真面目というのは、利己的であってもいいということでしょうか。積極的に他者に迷惑をかけずとも、自分の心に芯を持って、その芯と他者から求められている事柄を比較検討し、バランスを取る。

    それが大人の在り方というものなのでしょうか……。

    これは誰のための行動なのか? 後悔しないよう、よくよく考えながら生活してみようと思います<(_ _)>
  • >水木レナ様

    コメントありがとうございます。

    『』のカッコの中に入る言葉ですが、複数回答が可能でしたら、やはり『一途』『慎重』『現実的』といったところでしょうか。
    何というか……『真面目』という漠然とした概念で括られるより、よっぽど人間扱いされている気がします。

    以上に挙げた三つの言葉からは、リーダーシップ性が『真面目』ほどは感じられないので、どこか落ち着きますね。まだ生身の人間として扱われている感覚があります。

    というところですが、ひとまずはどうぞごゆっくりお休みください(日付代わってもうお昼ですが^^;
  • >ぐーすかうなぎ様

    コメントありがとうございます。

    >『こうでなくてはならない・こうあるべき』と型にハメてるのが、岩井さんの欠点

    そう、まさに仰る通りです、そこなんですよね、ポイントは。ただ、この場合の『~べき』は『~でありたい』という欲求と紙一重なんです。こうだったらいいな、が義務感にすり替わるという厄介な現象が起こっています……。

    自分が変わる……『嫌われる勇気』というやつでしょうか。そんな勇気があれば、今頃こんな紙メンタルにはなっていなかったのかな、などとどうしようもないことを考えてしまいますね。
    でも、これからは応用できそうです。ご助言ありがとうございます。

    >毎日をめまぐるしくして、疲れたら休んで。そういう素直さが必要

    ですね。最近はちょっと体力的に弱ってしまっていたのですが、前言通り復旧作業は順調に進行しております。そろそろめまぐるしくしてもいいのかな、と。

    >自分の欠けてる部分をそのまま放置してる印象強い

    ああ、言われてみれば……。僕など作家志願者の風上にも置けませんね。頑張っている『つもり』なだけで、自分を欺いている感は『完全には』拭いきれません。鋭いご指摘、ありがとうございます。

    まとめてみると、【フットワークの軽さ】が岩井には足りんなあと。
    どうしたものかと思いつつ、有難い気持ちで一杯です。
    繰り返しになりますが、ありがとうございました<(_ _)>
  • 岩井喬さま

    おおっ! 心が躍ったかい!?
    『一途』『慎重』『現実的』。
    そうなんだー!
    岩井さんは一途で慎重で現実的なんだね!
    一途に作品を書いて、慎重に改稿を重ねて、現実的にデビューを見据えているんだね!

    あなたのことを知ることができて、ほんとうれしいよv
    ではまたー





    10
    水木レナ
  • >水木レナ様

    再度コメント、ありがとうございます。
    ああ、『真面目』と言われるより、こうして三分割して仰っていただけた方がずっと気が楽です。

    そしてその三つを全て前向きに捉えてくださっていることに、言い知れぬ安心感というか、心洗われるというか、そんな気がしております。

    僕がどのくらい水木さんに本性を現したかは定かでないですが(笑)、喜んでいただけてこちらこそ嬉しいです(^ω^)

    ありがとうございました。また何かございましたらお気軽に書き込んでいただけると、岩井は喜び勇んで反応することでしょう☆彡

    またその日まで(今日中でもいいですけど・笑)
  • 岩井喬さま

    三分割がいいの? でしたら……
    『真面目』の真は真剣の真。
    面はおもざし。
    目は双眸。
    するとね?

    『そのおもざしはきりりと引きしまり真剣で、双眸はすがすがしく決意を湛えて明らか』

    と表現できるのよ。
    うまいかどうかはおいておいて。
    これが岩井さんのイメージよ。
    そうやって意味を考えて言葉を使っていけば、嫌な思いは少しは減るわ。
    元気を出してねv





    8
    水木レナ
  • >水木レナ様

    三度コメント、ありがとうございます。

    なるほど、漢字の意味で三分割……。不肖この岩井喬、全く考えたことがありませんでした。
    そう言っていただけると、全く悪い気がしませんね(笑)

    ではわたくしめは『一般的な意味の』真面目を偽装した、ゆるーい中二病になろうと思います←どっから出てきた(^^;

    重ね重ね、御礼申し上げます<(_ _)>
  • 岩井喬さま

    『一般的な意味の』ってなんだよ。
    わかんないぞw わたくしは
    充分、自分が一般的なつもりで発した言葉なのに;
    まあ、中二病かな、と、思わなくもない自分なのだけれどさっ。





    10
    水木レナ
  • >水木レナ様

    し、失礼致しました(汗
    『一般的な意味』というのは、融通が利かないとか、こいつなら適当にこなしてくれるだろうとか、そういう安っぽい信頼とかのことです。

    それで随分苦しんだ経験がありますゆえ……。だから『信頼』という言葉を好きではないですね。
    好きで頼られてるんじゃねえよ、っていう(^^;
  • 岩井喬さま

    『真面目』の『一般的な意味』は「融通が利かない」とか「こいつなら適当にこなしてくれるだろう」とかいう「安っぽい信頼」とかのことなのね。
    憶えておこう。。

    じゃあ、『一途』の一般的な意味は……ただ一筋に、一心に思って、何事かを成し遂げようとすること。
    『慎重』の一般的な意味は……何事にも注意、準備、警戒を怠らないこと。
    『現実的』の一般的な意味は……何事も現実に即した考え方を持ち、妄想にとらわれないこと。
    だと、個人的に思っています。

    岩井さんの『一般的な意味』はどんな感じですか?





    10
    水木レナ
  • >水木レナ様

    実はお恥ずかしながら、あんまり『一般的な意味』って考えたことがないのです。真面目真面目~と言われて、その言葉自体に嫌悪感を抱いてしまい……。

    だからこそ、『一途』『慎重』『現実的』に分割していただいたことに大きな意味があったというか。

    言葉の捉え方は人間の数だけあると思っている、というのも、僕の浅はかさを助長していますね(汗
  • 岩井喬さま

    それは、レッテルを貼られたのと同じなんじゃないの? それじゃあいい気分にはならないでしょう。
    そういう目に遭って、うつを通り越して無気力になっていたことがあったので、レッテル貼りは好きじゃありません。でも
    岩井さんは素晴らしい人。
    知り合った頃は、なんて素敵な人って盲信的に思っていたけれど、それは今も変わらないし。
    ん~~でも、レッテルになってたらごめんね?

    >言葉の捉え方は人間の数だけあると思っている、

    慎重な考え方ですね! 自分だけの価値観が正しいとはしない、広い目で見た思慮深い言葉だと思います。
    浅はかとは思いません。
    『思慮深い』『用心深い』『懐疑的』という印象を持ちました。
    心躍る単語はありましたか? そうでないならばすみません;





    10
    水木レナ
  • >水木レナ様

    度々コメントをくださり、ありがとうございます。

    ご承知かもしれませんが、僕も現在もまだ精神科に通院しております。全く中学時代は酷いレッテル張りをされたもんだと、怒りを通り越して呆れております。

    >岩井さんは素晴らしい人

    それはどうだか……。水木さんのことは信頼申し上げておりますが、自分自身のこととなると自信がなくなります。でも、利用目的でなく、作家を目指す同士として『素晴らしい人』と評していただけていたとすれば、それに勝る喜びはありません。

    >『思慮深い』『用心深い』『懐疑的』

    そうですね、何というか……。これらの言葉こそ、水木さんが『思慮深く』選んでくださったのだな、と思っております。
    不快という意味ではありませんが『懐疑的』という言葉は引っかかりました。

    ふむ、確かに拙者は懐疑的なのやもしれぬ。

    考える機会をくださり、ありがとうございます(^υ^)
  • 岩井喬さま

    あう; 引っかかっちゃったのかぁ。
    ごめん! 取り消す!
    『懐疑的』はなーし!
    『繊細』『鋭敏』『英知の塊』『古老のごとき炯眼』と見ました!
    心躍る文字はありましたかや? なかったらごめんよぅー;;






    10
    水木レナ
  • >水木レナ様

    わーーーっ! 『懐疑的』が悪いという意味ではなかったのですよう(´;ω;`)
    ただ、解釈が難しいなと思って『引っかかる』と申し上げたまでで。

    で、次のお言葉たちですが……。

    『繊細』:よく言われるが、悪い気はしない。むしろクリエイターには必須だと思っている。
    『鋭敏』:あまり言われないが、こういう感性は磨いてみたいと思っている。
    『英知の塊』:お、畏れ多い……。そう言っていただくためにはまだまだ修行が必要。
    『古老のごとき炯眼』:このお言葉も決して悪い気は致しませんが、そこまでの人生経験はあまりない。

    と、いったところでしょうか(^^;
    でも、こうやって言葉を尽くしてくださる方のいらっしゃることのなんと心強いことか!

    ははーーーっ!(土下座
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