最近思うのですけれど。よくわたくしめのことを『真面目』と評してくださる方がいらっしゃいます。善意から発せられたお言葉ですから、有難くお受け取りすべきなのでしょう。
が、ここ数年間、それが難しい時代に突入しています。皆様方がどうお考えかは存じませんが、僕にとっては▼
【真面目】
自己犠牲。他人の顔色みてばっかり。かと思えば自分に『似非信念』なるものが現れて、『これこれはこうでなければならぬ』という思い込みが激しくなって自滅する。
などというとんでもないものです。
酷い言葉ですよ、『真面目』って。そりゃあ、他の方からご覧になれば、『まめに動いてくれる』とか『真剣に作業に取り組んでくれて助かる』ということになるのでしょう。
が、それをやらざるを得ない、『真面目』を演出せざるを得ない精神的弱者の身にもなっていただきたい。
一体僕が――自業自得であったとしても――どれほど『真面目』という足枷を引き摺らされてきたか。
まあ、こんなことは下手に『岩井って真面目だなあ』などという暴論を発することのない、カクヨムの皆様方に対してこそお話できることなのですけれど。
「厄介なものだな、生きるというのは」by.ケネス・スレッグ@『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』