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📢更新しました。累計1029万PV突破の「🍚🥢飯屋」。🎉✨

📕「飯屋のせがれ、魔術師になる。」(異世界ファンタジー)
(「第4回一二三書房WEB小説大賞/コミカライズ賞(コミックポルカ)」受賞)
🌎https://kakuyomu.jp/works/16816927863114551346

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🎬「ハリウッドよ、これが異世界ファンタジーだ!✨」

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📖「第663話 いえ、王立騎士団のことです。」
🌎https://kakuyomu.jp/works/16816927863114551346/episodes/16818093094388208285

📜「|旦那《コッシュ》様は最近、王立騎士団相手のお仕事で奔走されています」
「ああ、抗菌剤と傷薬などを定期的に納めることになったそうだな」

 これまでも騎士団との取引は存在したが、その都度注文を受ける形態だった。定期納めとなれば、騎士団側の在庫管理もネルソン商会の責任範囲に入ってくる。
 在庫の員数だけでなく、保存状況や使用期限などの管理にも目を配る必要があった。

「騎士団の備品庫に係の人間を派遣し、速やかに在庫補充する仕組みを整備するのだと仰って、仕入れ先までご自分で回っていらっしゃいます」
「そうか。あいつも商売人らしい動きをするようになったな」

 上に立つ者は使用人を動かせばよい。確かにその通りなのだが、それは十分な経験を積み知識を蓄えた人間が言う言葉だ。

 商いはまず足で稼ぐ。

 商会長としてコッシュは自らの経験不足を痛感していた。どこに行っても父親のネルソンと比較される。
 面と向かっては言わなくとも、陰では力不足とささやかれている。

 それがわからぬほどコッシュは凡愚ではなかった。……

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お楽しみください。🙏😊

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