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📢更新しました。累計1026万PVの「🍚🥢飯屋」。🎉✨

📕「飯屋のせがれ、魔術師になる。」(異世界ファンタジー)
(「第4回一二三書房WEB小説大賞/コミカライズ賞(コミックポルカ)」受賞)
🌎https://kakuyomu.jp/works/16816927863114551346

ご愛読&応援ありがとうございます。🙇

📖「第661話 ステファノめ、わたしを閉じ込めたつもりか!」
🌎https://kakuyomu.jp/works/16816927863114551346/episodes/16818093094058958622

📄「具合はどう?」

 ドリーは脈を取ろうと、プリシラの手首に手を近づけた。薄めに開いた目でそれを見つつ、ジェーンはその手が体に触れた瞬間ドリーにイドのマーカーを打ち込もうと待ち受けていた。

(あと2センチ)

 ジェーンがそう思って|イド同調《マーキング》を仕掛けようとした瞬間に、|それ《・・》が起きた。

(まぶしいっ!)

 思わずジェーンは声を上げそうになった。
 まぶしかったのは肉眼ではない。ジェーンが宿るプリシラの|魔視《まじ》脳が感じた光だった。

 ステファノの陽気が部屋中を照らし、心眼にだけ見える光で周囲を満たしていた。

(ぬっ! これは陽気か!)

 陽気を発する元はヨシズミの胸にあった。……

+++++

お楽しみください。

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