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📢更新しました。累計1000万PVを突破した「🍚🥢飯屋」。🎉✨

📕「飯屋のせがれ、魔術師になる。」
(「第4回一二三書房WEB小説大賞/コミカライズ賞(コミックポルカ)」受賞)
🌏https://kakuyomu.jp/works/16816927863114551346

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🎬「ハリウッドよ、これが異世界ファンタジーだ!」✨

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📖「第635話 とんでもないな、メシヤ流。」
🌏https://kakuyomu.jp/works/16816927863114551346/episodes/16818093090412363944

📄「それで、やってみたらあんなことになりまして……」

 若干申し訳なさそうにステファノは言った。

「あんなに粉々になるとは思っていませんでした。すみません」
「いや、謝ることではないが……、粉々どころか消えてなくなるとはな」
「鉄くずも残らないとは、もったいない壊し方をしました」

 それまでの術では残骸なり、溶けた鉄なりが残っていた。鎧としての価値はなくなったが、溶かして作り直せば何かの役に立つはずだった。
 しかし、最後の術ではすべてが跡形もなく吹き飛んでしまった。ステファノはそれがもったいないと悔やむのだった。

 「何も全部分解しなくてもよかったですね。加減を知らずにやり過ぎました」

 スープに入れた具をすべて溶かしてしまったような口ぶりで、ステファノは失敗を語った。……

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お楽しみください。

2件のコメント

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