作品の公開宣伝にXを利用しています。PCから使用することがほとんどなのですが、画面左側にメニュー項目が並んでいる。その中に「grok」という項目があった。
イーロンさんがいろいろやってらっしゃるんだなあと思ってあまり気にしていなかったのだが、何のことだろうとクリックしてみた。
すると生成AI機能のことだとわかった。えぇ、名前が「grok」?
そう聞いて思い出したのは、巨匠R. A. ハインライン作のSF大作「異星の客」。現代は"Stranger in a Strange Land"だったか。
これ相当に毛色の変わった小説で、「火星人に育てられた地球人の青年が特殊能力を発揮して、社会的なムーブメントを起こす」的な内容だった記憶が。
「grok」というのは主人公が「理解した」という意味で使う火星語(?)だったような。
1961年という発表年代はヒッピー文化、カルト文化が花盛りで、本作に怪しげな新興宗教が登場し、主人公自体も教祖扱いされていくことから、ヒッピーたちに熱狂的に支持されたらしい。
そういうことをすべて踏まえて生成AIに「grok」と名づけたわけだ。
イーロンさんの趣味なのかな?
主人公は暗殺されちゃうんだけどね。