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【🌅朝の宣伝】明日の「🍚🥢飯屋」。

📕「飯屋のせがれ、魔術師になる。」
🌎https://kakuyomu.jp/works/16816927863114551346

ご愛読&応援ありがとうございます。🙇

🖋昨日のPVはきわどく10697。1万台をキープ。
→今日はちょっと厳しいでしょう。

🖋累計PVが8.08Mを超えました。🎉✨
→めざせ、「888万PV」。👀 あと、80万!⏳

🖋作品フォロワー数が12300人を超えました。🎉✨
→区切りの12300人目は「@shoji-san」さんでした。(たぶん)

7月度のPVがもう少しで20万に届きます。今日中にいけるかな?
暑さに負けず元気に行きましょう。🚀🪐

🖋明日は火曜日→新エピソードを公開します。

📖「第572話 教わらずして真理に至る者を天才と呼ぶのだ。」(予告)

「とにかく俺が生徒の得意属性を見極めればいいんですね?」
「できるか?」
「魔力視があるので」

 ステファノにそう言われてもマランツは驚かなかった。それくらいは当然だろうと予期していた。

「属性がわかったら、生徒と魔力を共鳴させた状態で指導役がその属性の魔術を使って見せるのだ」
「なるほど。そうやって使用する因果の『場所』を示してやるんですね?」

 マランツの説明はわかりやすかった。さすがに何人もの弟子を育ててきただけのことはある。
 感心しながら、ステファノはこの方法の問題点に気づいていた。

「そうすると、生徒が手に入れる因果は指導役が使えるものに限られますね」
「その通りだ。したがって、『有能な指導者』の下につくことが人生を左右する一大事となる」
「それは……」

 流儀間の争いが絶えないはずであった。流儀の良し悪しは指導者の質で決まる。
 しかし、そうだとすると――。

「弟子は師匠を超えられないことになりますね」

 精々師匠のコピーにしかなれないのが弟子の定めと言うことになる。

「普通はな。そこに天才が現れる。教わらずして真理に至る者を天才と呼ぶのだ」

 お前のようにな、とマランツは心の中でつけ加えた。

「ああ。だから上級魔術師が生まれるのですね」
「彼らは特別な存在じゃ。上級魔術は学べるものではなく、彼らもまた他人に伝えようとはせん」
「上級魔術が広まったら、戦争の被害はとんでもないことになります」

 戦争がなくとも人は人を殺している。こいつはそんなことも考えずに生きているのかと、マランツは|鼻白《はなじろ》んだ。……

+++++

お楽しみに!🙏😊

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