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📢更新しました。累計403万PV突破の「🍚🥢飯屋」。

📖第497話 おいおいおい、マジかよ?
https://kakuyomu.jp/works/16816927863114551346/episodes/16818023212647233013

📕「🍚🥢飯屋のせがれ、🧙‍♂️魔術師になる。――知力ひとつで成り上がってやる。」
🌎https://kakuyomu.jp/works/16816927863114551346

ご愛読&応援ありがとうございます。🙇

 ……

「他の観客も、その可能性に気づいただろうか?」

 声を低くして、スールーはトーマたちに語りかけた。

「うーん。多分、気づいてねぇな」
「俺たちはステファノに毒されてる。普通の人は、そんな馬鹿なと思う」

 誰よりもステファノを知る情革研の3人だからこそ、従魔100匹などという非常識を想像できる。
 |常識ある《・・・・》人間は、そんなことを考えない。

「何しろあいつは一度に1万個の魔術を発動できるからな」
「そうだった。魔獣を使わなくても、国と戦争できる奴だったね」
「戦争にならない。戦争とは近似した軍事力のバランスを前提とする」

 それがサントスのリアルだ。

「どんな国が来ても、戦えばステファノの圧勝。それを知れば、挑戦する馬鹿はいない」
「この魔術試技会を見て、少しはそのことがわかるだろうぜ。世間ていう連中もな」

 ……

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