📕「🍚🥢飯屋のせがれ、🧙♂️魔術師になる。――知力ひとつで成り上がってやる。」
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https://kakuyomu.jp/works/16816927863114551346(【カクヨムコン8】中間選考通過作品)
・【PV】1.91M突破!🎉✨
・【🔖フォロワー】5,450人突破! 👫👫👫
・【おすすめレビュー★】3,680個突破! ★★★
・【応援💗】63k個(コメント1200件)突破! 💖💖💖
・【総文字数】710k字を越える大長編! 📚📚📚
🖋「ギフト」――「神」が与えた恩寵にして、貴族の支配を固定する血統因子。
🖋「魔力」――「神」が平民に多く与えた恩寵。
🖋「科学」――神の恩寵の陰に隠れ、600年以上進歩していない技術。
🖋「ルネッサンス」――1人の少年が起こす、「世界」に対する挑戦……。
🖋この物語ははたしてどこにたどり着くのか? 見届けるべし!
⏰本日17:45更新。(毎日更新中)
📕【最新話】第282話 これは売れるぜ。
📕一部抜粋:
「えっ? だってこんな遠距離魔術を使う奴はいないって……」
トーマの言葉にステファノは戸惑った。
「さすがに30メートルというのはな。だが、10メートル、20メートルを狙う時にそれを補助する道具というのは買い手がいるぜ」
「なある。スコープは要らないが、狙いを合わせる機構は使える」
「そういうこと。わかってんじゃないの、兄貴」
「兄貴じゃない」
要するに照準器を|長杖《スタッフ》などに取りつけようというのだ。
「これは売れるぜ」
トーマの声が変わった。完全に商売人としてのスイッチが入っている。
「取付機構、調整機構が肝だ。ウチの技術ならしばらくは他所が真似できないものを作れる」
「しばらくなのか?」
「まあな。ばらせば作り方はわかる。職人ならな?」
この世界に「特許権」などというものは存在しない。やった者勝ちである。
それでは創業者としてのうま味がないのではないか?
「所詮、買い手の数は決まっている。いつまでも美味しい商売ではないさ」
「それじゃあ、キムラーヤ商会としても儲からないんじゃ」
「これだけだったらな」
トーマは商売人としての顔を見せて、にやりと笑った。
……
🖋魔力の理、世界の謎に迫る「🏰ドラマチック異世界ファンタジー✨」を、ぜひその目でお確かめあれ!🙇