📕「🍚🥢飯屋のせがれ、🧙♂️魔術師になる。――知力ひとつで成り上がってやる。」
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https://kakuyomu.jp/works/16816927863114551346(【カクヨムコン8】中間選考通過作品)
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🖋「ギフト」――「神」が与えた恩寵にして、貴族の支配を固定する血統因子。
🖋「魔力」――「神」が平民に多く与えた恩寵。
🖋「科学」――神の恩寵の陰に隠れ、600年以上進歩していない技術。
🖋「ルネッサンス」――1人の少年が起こす、「世界」に対する挑戦……。
🖋この物語ははたしてどこにたどり着くのか? 見届けるべし!
⏰本日17:45新話公開。(毎日更新中)
📕第262話 ステファノ原始魔術の何たるかを説く。
📕一部抜粋:
ステファノを変態扱いしたことで、ドリーの気は晴れた。長い間鬱屈しないところが彼女の長所であった。
「これを魔術史の授業で披露するつもりか?」
「はい。論文は所詮推測を並べただけなので、実際に術として実現可能だと示したくて」
「愚直な発想だが、お前らしい。しかし、講師はぶっ飛ぶぞ?」
魔術の常識にない術であった。ステファノが言った通り、これは魔法に分類すべき術であろう。
「先生の後ろには立たないようにします」
「ははは。そうした方が良いな」
気の小さい奴なら腰を抜かすぞと、ドリーは笑い飛ばした。
論文の添え物に、未発見の魔術を行使する奴などいるわけがないと言う。
「術理の説明はどうする? イドの話はできんだろう?」
「はい。さっきの手で行きます」
「さっきの? ああ、チャン嬢に言ったことか。『我が家の秘伝』だと?」
秘伝なので明かせないと、術理の説明を拒むのだ。それは珍しいことでも、失礼なことでもない。
術の秘密は尊重すべきものとして、社会的に守られていた。
……
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