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https://kakuyomu.jp/works/16816927863114551346(【カクヨムコン8】中間選考通過作品)
🖋ついでに、細かい記録も。
🖋今週のPVが27kPVを突破!🎉✨ (3日平均で9kPV/日を確保!)
🖋17:45に新話更新済み。
📕第255話 ちょっとみんなに見本を見せてもらいましょうか?
📕一部抜粋:
「調合とは単に材料を混ぜ合わせることではありません。まず素材を加工するところから始めます」
素材には植物系の材料、動物系の材料、鉱物系の材料とが存在した。どのように調合するにしろ、初めに細かく粉砕して成分を抽出しやすくすることが多い。
「道具はいろいろです。鉱物系の素材には|鉄床《かなとこ》とハンマーを使うこともあります。|薬研《やげん》や乳鉢は見たことのある人もいるでしょう。石臼も材料をすり潰す時に便利です」
もちろん普通にナイフやまな板も使う。これならステファノは誰にも負けない。
何しろ相手はお貴族様にお金持ちだ。
「ええと、君は作業着……ではないけど、汚れても良い服を着ていますね? 都合のいいことに手袋まで」
講師のイボンヌは変わった出で立ちのステファノに目を付けた。薬剤の調合は当然ながら汚れ仕事だ。
作業用にエプロンが用意されているのだが、ステファノを見るとそれすら必要なさそうである。
「はい。このまま作業ができるようにしています」
「そうですか。丁度良い。ちょっとみんなに見本を見せてもらいましょうか?」
……
🖋どうぞお楽しみください。🙇