• 異世界ファンタジー
  • 詩・童話・その他

📢【告知】更新しました。「🍚🥢飯屋のせがれ、魔術師になる。――知力ひとつで成り上がってやる。」

🌎https://kakuyomu.jp/works/16816927863114551346
(【カクヨムコン8】中間選考通過作品)

🖋17:45新話公開しました。

📕第238話 お見せしたいものがあります。
📕一部抜粋:

「これで良いのか?」

 ダイアンが席を辞した後、マリアンヌは憮然とした面持ちでステファノに尋ねた。

「ありがとうございます」

 素知らぬ顔でステファノは礼を述べた。
 元貴族や本物の王族と言葉を交わし、命の危機まで乗り越えてきた。ステファノは対人関係ごときで怯むやわな少年ではなくなっていた。

「それで、相談とは何だ?」

 これからがステファノの正念場であった。
 アカデミーでの生活を実りあるものにするためには、ある程度実力をアピールする必要がある。

 常識知らず、学問知らずの自分が普通にやっていたのでは単位を集めるのも難しいはずだ。そこをギフトと魔法という異能で穴埋めする。

 しかし、やりすぎれば「実験動物」か「戦場の犬」にされそうだ。

 程よく特殊で、程よく優秀。そういう実力を示すのがステファノの狙いであった。

 ……

🖋お楽しみください。🙇

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する