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https://kakuyomu.jp/works/16816927863114551346📕第208話 ラルドの言葉と、「答えなかった問い」にチャレンジの答えがある。
📕一部抜粋:
全員の質問に答えたラルドは、ポンと1つ手を打った。
「さあさあ、質問に対する回答は終わりました。問題は簡単なことです。紙と封筒をお渡ししますので、私の魔術が終わったら答えを書いて封筒に入れ、しっかり封印してください。封蝋はここにありますからね?」
「先生。書き終わりました。封をしてもらえますか?」
手を挙げたのはステファノであった。
「はい? まだ魔術を見せていませんけど?」
ラルドが目をぱちぱちさせた。
「たぶん魔術を見てもわからないので、勘で書きました」
ステファノは微笑んで封筒を差し出した。
「君はそれで良いんですね? もう変更はできませんよ? 良いでしょう」
ラルドは封筒を受け取り、種火の術で蝋を溶かして封印した。
「君名前は? ああ、ステファノですね。その手袋」
「はい」
「よろしい。君はもう退出して結構ですよ」
「はい。ありがとうございました」
ステファノはラルドの光魔術を見ることなく、教室を出た。
……
🖋お楽しみに。🙇