「BLUE」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889491508◇ 寿命を縮めてでも音楽に情熱を捧げるか、音楽を諦めて生き長らえるか
父は歌手、母は作曲家という両親の間に生まれた蒼斗は、10年前、父の殺されるところを目の当たりにして以来、人前で歌が歌うことができなくなってしまった。現在は友人のバンドへ楽曲提供をすることで音楽にかかわっていた。だが、ある日友人が間違えて蒼斗が歌っているサンプルをレコード会社に送ってしまって…。
各話のタイトルに青系統の色名をつけて、その色をイメージして文章を書いたり、作中に登場させたり、という試みをしています。現在3話公開、不定期更新で連載中です。
「いつか桜が咲く頃に」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890108151◇ いつか桜が咲く頃に、俺を思い出してくれたらそれでいい
三月二日午前二時三十七分、男は現世から旅立った。本来その時点で天国か地獄どちらかに召喚されるはずが、規定を外れた旅立ち方をした男は、課題をクリアしなければならないことに。その課題とは、現世で生きている人物を対象にした時点から五日間、守り抜くこと。記憶を失い、幽体となった彼は一カ月かけてやっと人気のない廃品処理場で一人の少女を対象者として見つける。だが、彼女は放置してある黒板におもむろに「死にたい」と記す。彼女を死から守る(自殺させない)ために男は策を練るが、拒絶されるばかり。だが、共に過ごすうちにお互いに恋心が芽生えてくる。姿を晒せず、触れ合えないもどかしさと葛藤しながらも想いを募らせていく男。しかし、失われた過去が徐々に露わになっていき、二人の関係が変わり始める。
現在1話公開、不定期更新で連載中です。
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