長編の「疾走する玉座」の他にSF(のつもり)短編を書いてみました。
中編の分量に当てはまるかもしれない。長いのはなかなか終わらないので、サクっと読めるものもひとつ置いておきたかったんだよね。
気に入ってもらえたら長編もどうぞって感じで。
近未来の韓国が舞台です。主人公の名前は友人の韓国人のものを使わせてもらいました。ありがとう。
ひとつづきで読めるものですが、なんとなく半分にセパレートしました。
前編後編の区切りに意味はないです。
韓国、香港、インドとアジア一帯を出したのは、やっぱりこの文化圏が好きだからだと思います。
中国に住んでいたことと、インドを何度か旅したことは、現在の僕のパーソナリティのかなりの部分を形作っている。
異世界転生ものも面白いけれど、何時間か飛行機揺られてコルカタに降り立ったら、そこはもうまごうことなきチートな異世界。
もろインドの小説もいつか書きたいなぁ。
アントニオ・タブッキの『インド夜想曲』みたいなの。ウェス・アンダーソンの『ダージリン急行』みたいなのもいい。