カクヨムコンテスト10、読者選考期間が終わりましたね。
たくさん読んでいただけ、評価、コメント感想、レビューいただけて嬉しいです。
また、素晴らしい作品にたくさん出会うことができ、良かったです!!
ここで投稿作についてを少し……。
「あわい荘の魔にまに」長編
妖怪、人外のいる日常というテーマは「こちら都市伝説妖怪管理人」で書いたことがあるのですが、よりストーリーを意識して書きたいと思ったものです。人間である仁の少しの成長、変化もテーマのひとつとして書きたかったです。
「死の守り神は影に添う」長編
文章を直して出すことにしました。これも人外の話ではありますが、どちらかというと人間社会の基準、倫理がベースになっている話ではあります。「あわい荘」が人間と暮らす人外ならば、こちらは人間と相容れない部分が強いです。
「魔法使い見習いの魔法薬作り」短編
魔法使いや魔法薬の調合って憧れるよね!というイメージで書いたものです。魔法薬の材料集めのわくわくと、できた魔法薬の人によってはくだらない効果。小さな魔法使いが外に飛び出していく姿と、まだお布団の中にいたい気持ちというちょっと矛盾するような物語です。
「異世界転生をご希望ですか? スキルはお持ちですか?」短編
異世界転生ものを書こうと思い、設定を作っていた時の「余り」から生まれたものです。元になった異世界転生の設定は前世でできなかったことをやりたいという王道だったのですが、この二作はそこから外れた、ちょっとひねくれた内容ですね。
「『黒』の魔法少女、俺。『伝説』のステッキを全部壊します」
魔法少女の少年が戦う話が書きたかったのです。その敵も魔法少女にしたい……となったとき、なぜか全人類魔法少女という言葉が浮かんでこうなりました。なんとか一万字におさめたため説明、描写不足ですね。機会があれば長編化してみたいです。