佐藤ヒルコ
仕事は、レストラン皿千の給仕。
住所は、サラセンホテルの屋根裏部屋。
目標は、国主の力となること。
イラストは「30 夜は星を従えて」で着ていた変形スーツのヒルコと、王様です。
王様の衣服は(小説でインディゴブルーと決めたので)イラストのブルーだと少し明る過ぎますね。
ヒルコは日本書紀由来のキャラです。
四肢欠損で生まれ、三歳になっても足が立たず、葦舟に乗せて流され棄てられ、漂着物や漂着神として海から来た福とされる恵比寿信仰もあるけど、漂着物→水死体→恵比寿様……(非道い!)
アニメやゲームなど『ヒルコ』って割と怪異や倒される敵などの役振りで登場している印象が、私は強くて、日本書紀の生立ちもあり、総体的に不憫なイメージ。
葦舟で流された後のヒルコをそのまま一柱の神として独自に描写したいなという裏テーマもあって、小説を書き続けています。
※第一子ではなく、胎盤説もある。
※ヒルコとえびす(恵比寿・戎)を同一視する説もある。