すごい今更ですが、「落ちぶれ暗黒黒炎竜の再興記」という名の新作を出しています。
主人公は世界最強を自称する黒炎竜レーヴァという、中二病全開の雄のドラゴン。
レーヴァが500年ぶりに目覚めて見ると、人間は強力な兵器『ユニコーンナイト』なる人造の巨騎士を量産していて、世界最強を自称するレーヴァも危うく返り討ちに。
世界最強の座を奪われたレーヴァ……と気落ちするほど、うちの主人公はしおらしくない。
技術なら盗めばいいじゃない。
人化の術で見た目は女の娘にしか見えないロリショタ男の娘に扮して、ユニコーンナイトを操作する騎手、通称ホワイトナイトを育成する白騎士科に紛れ込むのでした。
本作の構想の元々は、暗黒黒炎竜という中二病全開な存在をまず主人公に据えるとして、コミカルに、そしてシリアスに活躍できる世界があるのか? ということでした。
色々と考えた末、思いついたのが、ユニコーンという存在でした。
ユニコーンと言えば癒しの効果のある角で有名ですが、原典の話などでは、最強の存在という話もあるほどです。
そして主人公レーヴァは、世界最強を自称する黒炎竜。
ドラゴンもユニコーンもともに世界最強の霊獣。
そして闇と聖属性の対比。
この発想から、自分の中で瑞々しいレーヴァの活躍する世界と仲間たちの物語が生まれていきました。
他の特徴と言えば……。
ユニコーンと言えば、やっぱりユニコーンの乙女。純血の乙女ですね。
物語序盤は、この辺りをテーマとして盛り込んでいます。
あとは、主人公レーヴァとヒロインネーヴェの関係も自分の中では独特です。
レーヴァの使える人化の術は、何故か女の子にしか見えない容姿に変身するという、ロリショタ男の娘。
ユニコーンという題材で、ユニコーンの乙女たちに囲まれる環境に据え置ける存在としてするりと決まりました。
そのレーヴァのヒロイン役のネーヴェ。
元がドラゴン故、人間の常識に疎く型破りのレーヴァの面倒を見る世話役ですが、彼女も彼女で様々な事情を抱えています。
このネーヴェの存在が、物語途中からフックとして広がっていきます。
レーヴァとネーヴェの活躍をお楽しみに。
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あ! 魔法工学の隔世人も更新していきます!
一つの物語だけだと、詰まった時に思考のデッドロックに陥っちゃうんですよね。
だからそれぞれ更新頻度は落ちますが、二つの作品を書いていきたいと思います。