カラスの子が、とうとう鳴く場所を変更したようで、家から大分離れた木の中で鳴いておりました。
よし! 勝ったぜ!
と思いながら、ラズベリーを見に行くと、葉っぱが散々かじられている。
そして、そこに蠢く、無数のカメムシの子どもたち。
そして、無節操に、その辺中で子作りに励むカメムシの親の山。
今年もカメムシと戦う時季がやってまいりました。
カメムシが嫌いなミントの匂いを発する箱を、ぶら下げていましたが、まったく効果がありませんでした。
あれは畑で使っても意味がないようです。
ミントの防除剤は、カメムシが嫌がるということで、去年導入しようと思いましたが、蜂も嫌がるらしく。それでは実がつかないので、ミントはやめて、自分にかける虫除けだけに致しました。
で、肝心のカメムシは、どうやって駆除するかというと……。
まず、ペットボトルを上から1/3くらいのところで切ります。下に水を入れ、上の部分をひっくり返して、下と合体させます。
ここに、割り箸で、ただひたすらにカメムシを落とし込んでいくだけ。実にアナログな駆除作業です。
その作業1時間ばかりやって、止めました。
私、昆虫が(特に甲虫が)めちゃめちゃ嫌い。
そして何より、数が多いものの「恐怖症」なんです。
だから、ペットボトルの中がどうなってるかなんて見たくない、考えたくもない、持ってるのもイヤ。
よく1時間もできたな、と、自分で自分を褒めてあげたくなりました。
それにしても、まだまだおります。
もう赤く実っているのもあるので、もっと数を減らして
網を……でも、蜂が入れないといけないから、ちょっと目の荒い網を……。カメムシ、余裕で入るじゃん!!
なんなんでしょう……対処が遅すぎたんでしょうか。
網をかけたら、もう丁寧には取れないので、あきらめるしかないのかなあ……。ラズベリー農家さんって、どうしてるんでしょうねえ。
とにかく、カメムシは、葉っぱが好きなだけなので、最終的に放置して、実の収穫のみに集中するかもしれません。
完全防備なので、網のついた帽子に長袖長ズボンの作業着、手袋、長ぐつ。
内地なら死ぬぞ、この格好……。
皆様、熱中症にはくれぐれもお気をつけて。