まるで ぶかぶかの靴を履いているみたい。
つま先だけを引っ掛けて、ぎこちなく歩いている。二三歩
進んではしゃがみこみ、道端の目をこらさないと見えないような花を見つけては喜んでいる。
これが私の作品の作り方だ。靴だって、登場する人の数だけある。だから一キロ歩くのにも時間がかかる。
やっと一キロだ。
ん?コンテスト?どれどれ・・・・。
あらまぁ、短編で一万文字以内。いやだぁ~、一万は超えてるよ。短くなんてできない。だって、まだ言いたいこと、伝えたいこと、書いてないよ。
もうちょっと、歩いていたいから、10キロ目指すよ。