火乃玉

話の途中で☆を下さる方は、オチがちゃんとつくかどうかを見ているのかもしれませんね。一応の終わりをすると、１だったのが２か３って増えますし。

あるなろう作家さん（書籍１００万部）が、WEB小説は起承承承承転転転転、の連続だと仰ってました。結はない。そうした途端に人が離れるからと。

物語を構成する為に、普通に起承転結や序破急で創作して来た私には辛いってものじゃないです。本当に、いつも構成で悩まされていています……いつまで展開を広げて書き続けなくちゃいけないんだと……

普通の小説が書きたい……でも、それだと書籍化のチャンスが少ない……はぁ。

さてと、もう少し執筆してから寝ます。
火乃玉様もお疲れさまでした。

みなみのねこ🐈様

そうですね。途中で★の数を変更される方は、かなり少数ですがいらっしゃいます。

そうなんですよ。起承転結や序破急はWEB小説とは相性が悪いんですよね。特にWEB小説は昔から、主人公による一人称の日記形式が人気で、このスタイルだと結がない状態で物語が展開していくんですよね。実際、私の作品も一章で多くの方が満足してしまっていますから、その意見は正しいと思います。

ただ、その作家さんの意見が100％正しいわけじゃないと思いますよ。その作家さんを遥かに上回る超一流の作家さんになると、起承転結をしっかり作った上でWEBでも人気がありますから。例えば、アニメ化もされ、1000万部以上を売り上げている某異世界ファンタジー小説があります。
その作品は筆力、構成力、キャラクター造形のすべての項目でプロが裸足で逃げ出すレベルのクオリティを誇っていますが、各章の物語はしっかり結で締めています。

要するに、あのレベルの技量を持てればすべてを力でねじ伏せられるというわけです。まるで小説の主人公みたいですね。

私が思うに、起承転で止めたほうがWEBでは有利ですが、いざ書籍化した場合に、一般読者に好まれるのは結のある方だと思います。

ただWEBで人気になるとファンがつくのでそこは大きいんですよね。アニメ化も果たした某有名作品がありますが、噂によると、初期の頃はあまり売れてなくてWEBのファンに買い支えられていたんだとか。その話がどこまで本当なのかはわかりませんが、買い支えがなかったら打ち切られていたかもしれないと考えると、ファンの存在は大きいですよね。

創作論の方にも書いたんですけど、公募で受賞して書籍化するのか、WEBで人気になって書籍化するのか、どちらを目標とするのかで戦略が変わると思うんですよね。

みなみのねこ様も相当に悩まれているようですが、起承転結で物語を作りたいという気持ちは私も同じなので、よくわかるんですよね。今回、私がやったのは一章をWEBに寄せて集客して、そのまま二章を読んでもらおうという作戦ですね。これは一定の成功を収めましたが、ランキング上位にいけなかったので、効果は限定的でした。

そこで今考えているのが、10万文字程度のテンプレを量産して、作者フォロワーを増やそうという作戦です。どうやら、作者フォロワーが多くないとランキング上位を狙うのは難しいらしいのです。だから、まずは作者フォロワーを増やすのが先決なのかなと愚考しております。（作者フォロワーが数千人いると初動のブーストが全然違う）

ただそれをやるのは現在書いている作品をしっかり完結してからになりますので、早くても来年となりそうです。
これはあくまで私の戦略ですが、何かの参考になれば幸いです。