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あけまして久々の新作をカクヨムコン8に応募します。

近況ノートが久しぶりすぎる!!
みなさまあけましておめでとうございます。乙島です。
お正月、いかがお過ごしでしょうか。

エッセイを読まれた方はなんとなくお察しかもしれませんが、
昨年は初めての子育てに追われた一年でございました。

やわやわな無力な存在は二十四時間目が離せなくて、カウンターキッチンの方に行くだけでもギャン泣きされてしまうのに、夫婦二人で家事も仕事も今までの量(いや、家事にいたっては余裕で1.5倍になる)をこなさなければいけないので、ちょっとスマホを見るということすらなかなか自由にできない日々が続きました。

でも不思議と時間に余裕がなくなると「執筆したい」という気持ちがむくむく膨れ上がってくるんですよね。しかもメモを取れないほど忙しい時こそアイディアが浮かぶ。……なんで?

自分にとって執筆というのはきっとストレス解消とか、自分を保つのに必要な作業なんだなということを再確認した一年でもありました。

ということで、時々子どもの体調不良等で執筆ペースが狂ったりはするのですが、せっかくお祭りをやっているならば便乗したく、カクヨムコン8に作品を投稿しました。
こちらです!

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御伽術師 花咲か灰慈〈長編版〉
https://kakuyomu.jp/works/16817330648953296456

現代日本には、おとぎ話の登場人物を先祖に持ち、能力を受け継いだ者たちがいる。
高校一年生の少年、桜庭灰慈《さくらばはいじ》もその一人。
『花咲かじいさん』の末裔であり、「灰を花に変える能力」を持つ花咲師だ。
彼は先代の祖父に憧れ、遺灰を花に変えて弔う「花葬り《はなはぶり》」という儀式を始める。
様々な人の死に触れて、灰慈はいかなる花を咲かせるか。

これは、人々の生きざまと少年の等身大の成長を描く、現代日本おとぎ話。

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付き合いの長い方は懐かしく思われるかもしれません。
本作は以前公開した短編を長編用に仕立て直したリメイク作品です。
元が三万字くらいのを十万字以上にするため、構成や描写、キャラ数を全面的に作り直しており、メインキャラの設定以外はほぼほぼ新作です。
なので短編からご存じの方はもちろん、ご存じでない方にもぜひ読んでいただきたい内容になっています。

個人的には長編版から登場した葬儀屋の黒古宗司、火葬師の白州末理がお気に入りです。
自分も年取ったからか、つい大人目線・親目線になる。笑

本日1章を一挙公開しました。
1章は孤独死の老小説家をテーマにしたエピソードで、短編版にはなかったお話になります。
次のエピソードは1/4に、それ以降は水曜・土曜で定期連載していく予定なので、ぜひ作品フォローしてお待ちいただけると嬉しいです。

それではみなさん、良いお正月を~!

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